この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Gemini
第17章 バレないように
朝食を済ませて、ビーチに行く準備をしているところにママが来た。
「顔色もいいし、大丈夫そうだね。」
私のあちこちを触りながら、チェックする。
いけないことまでバレちゃうんじゃないかって、ドキドキして会話がぎこちなくなっちゃう。
「二人がいるから心配はしてないけど、無理しないようにね」
「うん、大丈夫大丈夫!」
「たまちゃんたちは今日どうするんだっけ?」
ルカが歯磨きしながらバスルームから顔を出す。
「タクシーで名所巡り」
「二日酔いは平気?」
ノアは荷物を整理しながら王子顔を炸裂させた。
「椿の方がやられてる。弱くなったねー!」
あははと愉快そうに笑うママ。
(あぁ、きっと私に起きたことなんて想像もしてないよね、ごめんね。)
「じゃ、気をつけて!お互い楽しもう!」
「はーい」
ハイタッチをしてママが出ていった。
自動ロックの音がする。
「そのスカートも似合ってる」
オープンショルダーから見えてる肩にノアがキスをした。
「これ塗るの?」
テーブルに出しておいた日焼け止めをノアが指さす。
「うん、そう」
「塗ってあげるね」
手のひらに出して私のうなじに触れた。邪魔にならないように髪をまとめて下を向くと、広い襟から手が入り、切れ込みの入った肩まで入り込んだ。
「もう水着着てるの?」
「うん…一応」
「どんなの?」
ルカが近づいて、私の首筋にキスをした。
「普通のだよ、ごく普通の」
「こんなに背中出すの?」
背中の方まで手を伸ばしながらノアが尋ねてくる。
「上にもう一枚着るの、向こうで、だからそんなに…」
「それならよかった」
服の下で水着のラインをなぞられて、ドキドキしてしまう。
私たちはいよいよ沖縄の海へ向けて、ホテルのバスに乗って出発した。
「顔色もいいし、大丈夫そうだね。」
私のあちこちを触りながら、チェックする。
いけないことまでバレちゃうんじゃないかって、ドキドキして会話がぎこちなくなっちゃう。
「二人がいるから心配はしてないけど、無理しないようにね」
「うん、大丈夫大丈夫!」
「たまちゃんたちは今日どうするんだっけ?」
ルカが歯磨きしながらバスルームから顔を出す。
「タクシーで名所巡り」
「二日酔いは平気?」
ノアは荷物を整理しながら王子顔を炸裂させた。
「椿の方がやられてる。弱くなったねー!」
あははと愉快そうに笑うママ。
(あぁ、きっと私に起きたことなんて想像もしてないよね、ごめんね。)
「じゃ、気をつけて!お互い楽しもう!」
「はーい」
ハイタッチをしてママが出ていった。
自動ロックの音がする。
「そのスカートも似合ってる」
オープンショルダーから見えてる肩にノアがキスをした。
「これ塗るの?」
テーブルに出しておいた日焼け止めをノアが指さす。
「うん、そう」
「塗ってあげるね」
手のひらに出して私のうなじに触れた。邪魔にならないように髪をまとめて下を向くと、広い襟から手が入り、切れ込みの入った肩まで入り込んだ。
「もう水着着てるの?」
「うん…一応」
「どんなの?」
ルカが近づいて、私の首筋にキスをした。
「普通のだよ、ごく普通の」
「こんなに背中出すの?」
背中の方まで手を伸ばしながらノアが尋ねてくる。
「上にもう一枚着るの、向こうで、だからそんなに…」
「それならよかった」
服の下で水着のラインをなぞられて、ドキドキしてしまう。
私たちはいよいよ沖縄の海へ向けて、ホテルのバスに乗って出発した。