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Gemini
第17章 バレないように
ひとしきり水遊びをして、ビーチに戻ることにした。
足が着いて歩き始めて、嫌でも思い出すことになる。ピッタリと体に貼りつくトップス。胸の形が丸わかりになってしまう。
「やば…エロすぎだろ。おっぱいの形、丸見え」
ルカが普通の声で言った。
私の手を引きながら水の中をグングン進んでいく。まるで急いでるみたいに。
空いた手で裾から空気を入れるけど、濡れているせいでペットリとまたすぐに貼りついてしまう。
「乳首立ってる?」
覗き込むルカ。
「ない、普通です」
そう言って背中を丸めて胸を隠そうとする私を、ルカの一言が止める。
「そっちの方が目立つって」
確かにその通りかもしれない。
「テント戻ったら見せて」
「何を?」
「乳首」
「ばっかじゃない?!」
「舐めてやるよ?」
「いらない、それ」
やっと乾いた砂浜までたどり着いた。
「噛まれる方が好きだった?」
「もう本当、やめてってば!聞かれちゃう!」
ルカに肩を抱かれながらテントに戻る。
「楽しそうだったね。はい、タオル」
肩からバスタオルをかけてくれたノアは、ニコニコと穏やかな笑顔に戻ってた。
「あー、面白かった」
ルカはそう言うとビーチベッドにごろんと横たわった。私は体の水分を軽く拭いて、テントの入り口近くに座る。
「誰にもバレなかったと思う?」
視線を一瞬だけ私の胸に向けた。
「平気…だと思う」
「ふーん、でもね」
ノアの声が小さくなって私の耳に近づく。
「おいしそうにぷるぷる揺れてるのは、ここからでもよく見えたよ」
「えっ?!うそっ」
「あー、じゃ、みんな気づいちゃったかもなー」
ルカが目を閉じたまま、大きな独り言を言う。
「ねぇ、食べてもいい?」
ノアが私の耳にちゅっとキスをする。
「もぉっ、ふたり揃ってそういうこと言って!」
「なんだ、珍しく意見が合ったな」
ルカが起き上がってこっちを見た。
足が着いて歩き始めて、嫌でも思い出すことになる。ピッタリと体に貼りつくトップス。胸の形が丸わかりになってしまう。
「やば…エロすぎだろ。おっぱいの形、丸見え」
ルカが普通の声で言った。
私の手を引きながら水の中をグングン進んでいく。まるで急いでるみたいに。
空いた手で裾から空気を入れるけど、濡れているせいでペットリとまたすぐに貼りついてしまう。
「乳首立ってる?」
覗き込むルカ。
「ない、普通です」
そう言って背中を丸めて胸を隠そうとする私を、ルカの一言が止める。
「そっちの方が目立つって」
確かにその通りかもしれない。
「テント戻ったら見せて」
「何を?」
「乳首」
「ばっかじゃない?!」
「舐めてやるよ?」
「いらない、それ」
やっと乾いた砂浜までたどり着いた。
「噛まれる方が好きだった?」
「もう本当、やめてってば!聞かれちゃう!」
ルカに肩を抱かれながらテントに戻る。
「楽しそうだったね。はい、タオル」
肩からバスタオルをかけてくれたノアは、ニコニコと穏やかな笑顔に戻ってた。
「あー、面白かった」
ルカはそう言うとビーチベッドにごろんと横たわった。私は体の水分を軽く拭いて、テントの入り口近くに座る。
「誰にもバレなかったと思う?」
視線を一瞬だけ私の胸に向けた。
「平気…だと思う」
「ふーん、でもね」
ノアの声が小さくなって私の耳に近づく。
「おいしそうにぷるぷる揺れてるのは、ここからでもよく見えたよ」
「えっ?!うそっ」
「あー、じゃ、みんな気づいちゃったかもなー」
ルカが目を閉じたまま、大きな独り言を言う。
「ねぇ、食べてもいい?」
ノアが私の耳にちゅっとキスをする。
「もぉっ、ふたり揃ってそういうこと言って!」
「なんだ、珍しく意見が合ったな」
ルカが起き上がってこっちを見た。