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Gemini
第17章 バレないように
「へぇ…じゃあテントの中でどう?」
「それなら平気じゃね?」
「へ…平気じゃないっ」
「タオル広げれば」
「いいね」
ふたりの息はぴったりだ。
大きく開いたテントの入り口にルカとノアが並んで座り、私がその前に膝立ちでいるように言われた。
「ほら、タオル広げて」
私はバスタオルの端を掴んで両手を広げる。
誰にも見られないように、と、背中が丸まってしまう。
余程のぞき込まなければ見えないことは分かってる…けど、人の動きが気になって仕方ない。
(少し背中を反らせると、体の前面がテントの中に入ってより外からは見えにくいんじゃないかな…)
その結果、ふたりの前に胸を突き出すような形になる。
「よく見たら分かるじゃん。ここだろ?」
「え?じゃ、こっちのは…………これか?」
私の胸元でふたりが楽しそうにしているけど、私はそっちに目を向けている暇はない。
「ん…ふっ」
指の先が掠めたのは、ピンポイントに狙われた胸の先。
「声はさすがにまずいんじゃね?」
「そうだね。カナデ、しーーだよ」
言ってるそばから水着の裾がめくられていく。
「まっ…」
大きな声が出てしまって、囁き声で言い直す。
「待って…ちょっ…」
胸の下半分が見えるまで捲り上げられてしまった。
水に濡れてるせいで、簡単には降りてこない。
「ここもそそるよな」
「このラインだろ?」
指の先で微かに線を引かれる。
「んんっ…」
胸の下を辿った指は、乳首の先まで痺れさせてすぐに離れてしまった。
「しーーー…」
ノアもルカも意地悪な顔で私を見ている。
(どうしよう…私…)
更に上まで捲られて、胸が剥き出しになった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、目を閉じて顔を背けることしかできない。
「それなら平気じゃね?」
「へ…平気じゃないっ」
「タオル広げれば」
「いいね」
ふたりの息はぴったりだ。
大きく開いたテントの入り口にルカとノアが並んで座り、私がその前に膝立ちでいるように言われた。
「ほら、タオル広げて」
私はバスタオルの端を掴んで両手を広げる。
誰にも見られないように、と、背中が丸まってしまう。
余程のぞき込まなければ見えないことは分かってる…けど、人の動きが気になって仕方ない。
(少し背中を反らせると、体の前面がテントの中に入ってより外からは見えにくいんじゃないかな…)
その結果、ふたりの前に胸を突き出すような形になる。
「よく見たら分かるじゃん。ここだろ?」
「え?じゃ、こっちのは…………これか?」
私の胸元でふたりが楽しそうにしているけど、私はそっちに目を向けている暇はない。
「ん…ふっ」
指の先が掠めたのは、ピンポイントに狙われた胸の先。
「声はさすがにまずいんじゃね?」
「そうだね。カナデ、しーーだよ」
言ってるそばから水着の裾がめくられていく。
「まっ…」
大きな声が出てしまって、囁き声で言い直す。
「待って…ちょっ…」
胸の下半分が見えるまで捲り上げられてしまった。
水に濡れてるせいで、簡単には降りてこない。
「ここもそそるよな」
「このラインだろ?」
指の先で微かに線を引かれる。
「んんっ…」
胸の下を辿った指は、乳首の先まで痺れさせてすぐに離れてしまった。
「しーーー…」
ノアもルカも意地悪な顔で私を見ている。
(どうしよう…私…)
更に上まで捲られて、胸が剥き出しになった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、目を閉じて顔を背けることしかできない。