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Gemini
第18章 3人の時間
「服なんて要らないよ」
「え…でも…」
腰を抱かれてエスコートするようにシャワーに向かう。
ルカがどこかからふかふかのタオル地のバスローブを持ってきた。
「ここに置いとくから」
洗面台の上に置くとまた部屋の方に戻ってしまった。
「これしないとね」
ノアの手にはお尻に入れる薬があった。
「いつも持ってるの?」
マジックみたい鮮やかだったから、つい尋ねてしまった。
「いつでもカナデとセックスできるようにね」
王子様スマイルで、すごいことを言うノア。
顔が一瞬で熱くなる。
鏡を見なくても赤くなってるのが分かった。
「ほら、むこう向いて」
私の体の向きを変えると、私の足元にしゃがんだ。
「待って、ルカが見てる…」
ガラス張りの向こうで、ルカはじっとこっちを見ていた。
黙ったままのノアは、私のショートパンツを太ももまでおろした。中の水着はそのまま…クイッと指をかけてズラして、ぷちゅっと薬を私の中に押し出した。
「ぁ…」
生暖かいものが入ってきた感触。
それだけで、昨日の夜の気持ちよさを体が思い出す。
ガラス越しに真顔のルカと目が合う。
私は今どんな顔してるんだろ…
今日は初めから3人。
ふたりと一緒にするために、生まれて初めてラブホテルに来た。
昨日怖いくらいに何度も私の体を襲った快感は、時間が経つと恋しいものへ変化していた。
シャワーで体を洗ってるのも見えちゃうんだった…
(見ないでって言わなきゃ)
ドアに手をかけたとき、お腹がギュルッと疼いた。
「何か飲む?」
「うん…」
ノアがルカの方に行った隙にトイレに入る。
そこには当たり前にあるものが…なかった。
「大丈夫そう?」
ノアがドアの前に来た。
「平気」
(お願い…気づかないで…)
私は、鍵のついていないドアをじっと睨んだ。
「え…でも…」
腰を抱かれてエスコートするようにシャワーに向かう。
ルカがどこかからふかふかのタオル地のバスローブを持ってきた。
「ここに置いとくから」
洗面台の上に置くとまた部屋の方に戻ってしまった。
「これしないとね」
ノアの手にはお尻に入れる薬があった。
「いつも持ってるの?」
マジックみたい鮮やかだったから、つい尋ねてしまった。
「いつでもカナデとセックスできるようにね」
王子様スマイルで、すごいことを言うノア。
顔が一瞬で熱くなる。
鏡を見なくても赤くなってるのが分かった。
「ほら、むこう向いて」
私の体の向きを変えると、私の足元にしゃがんだ。
「待って、ルカが見てる…」
ガラス張りの向こうで、ルカはじっとこっちを見ていた。
黙ったままのノアは、私のショートパンツを太ももまでおろした。中の水着はそのまま…クイッと指をかけてズラして、ぷちゅっと薬を私の中に押し出した。
「ぁ…」
生暖かいものが入ってきた感触。
それだけで、昨日の夜の気持ちよさを体が思い出す。
ガラス越しに真顔のルカと目が合う。
私は今どんな顔してるんだろ…
今日は初めから3人。
ふたりと一緒にするために、生まれて初めてラブホテルに来た。
昨日怖いくらいに何度も私の体を襲った快感は、時間が経つと恋しいものへ変化していた。
シャワーで体を洗ってるのも見えちゃうんだった…
(見ないでって言わなきゃ)
ドアに手をかけたとき、お腹がギュルッと疼いた。
「何か飲む?」
「うん…」
ノアがルカの方に行った隙にトイレに入る。
そこには当たり前にあるものが…なかった。
「大丈夫そう?」
ノアがドアの前に来た。
「平気」
(お願い…気づかないで…)
私は、鍵のついていないドアをじっと睨んだ。