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Gemini
第18章 3人の時間
ノアもルカもトイレには来なかった。

シャワーを浴びる私を見ているふたりに、「あっち向いてて」のジェスチャーをすると、それも素直に聞いてくれた。


バスローブを着て、ふたりのところに戻るとルカが私の髪の水分をタオルで拭き取ってくれた。その間にノアがシャワーを浴びに行く。


ガラスの向こうのキレイな体に見とれてしまう。

「つーか、自分はめちゃ見んのな」

「み、見てないよ」

「オレのは見てもいいけど」
自分の二の腕にキスして見せるルカ。
なまじ顔がいいから絵になってて…ドキッとさせられて…やな感じ。
「髪、乾かそうぜ」

洗面台のところに着いたとたん、ノアがシャワーから出てきてしまった。水滴がついた肌は白くてきれいだ。
「じゃ、カナデの髪、乾かしてやって」

ルカは私が横にいるのも気にしないで水着を脱いで浴室に入ってしまった。

「自分で…できるから…」
鏡にうつるノアの裸が神々しくて目を上げられずにいた。

「いいよ、今更遠慮しないで」
まだ自分が濡れてるのに、私の髪にドライヤーを当てて乾かしてくれた。

「私もっ…乾かしてあげるよ」

「そう?」
ノアは私の前の床に膝をつく。
「あっち、向かないの?」

「向かないよ」
なぜだか向かい合った体勢で、ノアの髪にドライヤーを当てることになってしまった。

胸のあたりにおでこをつけたノアは、バスローブ越しの背中をゆっくりと撫でる。背中から腰、お尻を優しくゆっくりと。

知らない間にバスローブの紐が解かれ、床に落ちた。

「はいっ、そこまでー」
ルカが濡れたまま出てきて、私を抱き寄せる。

「ちょっとびちょびちょ…っ」
言葉を遮るようにしてルカの唇が触れた。
私は目を閉じて受け入れる。

すぐに顔の向きが変えられてノアの舌が差し込まれる。

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