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Gemini
第18章 3人の時間
つま先立ちになってる足がガクガクしてしまう。
「足、辛い?」
内ももを舐めながらノアが優しい言葉をかけてくれた。
「ん…ぅん…」
「じゃ、ここに座るか?」
台の上に私を座らせると、両足も台にのせた。
「恥ずかしぃ…」
大きく開かれてしまったそこを手で隠す。
「あ、どうせならさ…」
ノアが立ち上がって、ガラスのケースの中から何かを取り出した。
「悪くないな」
ハンドソープを手に取ると、私の手をどかしてその泡を塗り始めた。
「危ないから大人しくしてろよ?」
ノアの手には男性用のカミソリがある。
「待って、何っ?何するの?」
「もっとかわいくしてあげる」
ルカが私の膝を広げて固定し、ノアはその間に立ってカミソリを動かす。
ジョリ…ジョリ…という感触
「やだ…止めて…」
「しーっ、動かないで」
泡が追加され、足も更に大きく広げられる。
ふたりに凝視されながら、毛を処理されている。
「OKかな?ルカ、タオル濡らして」
お湯で絞ったタオルで拭き取られたそこはツルツルになっていた。
「いいね。カナデも見てごらん?」
ノアに抱えあげられて、大きく足を開いた状態で鏡に向けられてしまった。
「うわ、丸見えだな」
ルカの言葉の通り、濃いピンク色のそこが目立って見える。
「恥ずかしい…」
目を閉じた拍子に目尻から涙が零れてしまった。
「大丈夫、きっと気に入るよ」
ノアがべロリと私の頬を涙ごと舐めあげた。
「ああマジで、更に美味そうになった」
反対側のほっぺにルカがキスをした。
「もう部屋行こうぜ」
床に降ろされ、3人で手を繋いでガラスの向こうに出た。
ソファに座ったルカの上に抱かれるように座らされる。
「…ベッドじゃないの?」
「まずたっぷりクリットをかわいがってから、な」
ルカが水色の紙袋を逆さにすると、中から見たこともないものがガチャガチャッと出てきた。