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Gemini
第18章 3人の時間
眠ってるノアと同じベッドの上で、キスをして乳首を摘まれる。
ただそれだけでビクビクッと反応してしまう。なんとか声を出さないように堪える。

太ももに触れるルカのペニス。
さっき私の喉を封じてしまった大きさのままだ。

自然とそれに手を伸ばし、包むように握った。
ルカの指もクリトリスを見つけて引っかけるみたいに撫でる。


遊んでるみたいなキスが、お互いの反応を楽しみながらのキスになり、徐々に気持ちよさを貪るようなキスへと変わってきた。

ピチュッ…クチュ…といういやらしい音とふたりの息遣いで満たされていく部屋。


ルカの指が集中的にクリトリスを弄りだすと、すぐに体は震え天国へと連れていかれた。一度壊れたメーターは、そう簡単には戻らないみたいだ。


覆いかぶさってきたルカが耳元で囁いた。
「こっちもオレでいいよな?」

熱い息がかかった耳が熱くなって、背中までゾクゾクする。私の返事も待たずにペニスの先でくにゅくにゅと撫でるみたいにクリトリスを捏ねてくる。

(だって…そこはノアが…)

私が答えずにいると、グッと大きな塊が入り口のところに挿し込まれてしまった。

「あっ…」
慌てて両手で口を押さえる。

「静かに…」
おでこにチュッとキスをされる。
少しずつルカの腰に力が加わってるのが伝わる。

(待って…待って…ノアが…)

まるで1mmずつ進むみたいにゆっくりと、入ってきている。

(私が止めるのを待ってる?まさかいつもの冗談?)

顔を上げてルカを見ると、眉間にシワを寄せて、こめかみには汗も浮かんでる。
でも、目が合うと、優しい目で微笑んだ。

(えっうそ…だって血が嫌って…ぇえっ…)

痛みがない訳じゃない。
ゆっくりではあるけど、着実に私の中へと割り入ってきていた。
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