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Gemini
第19章 滲入
ロングスカートだし…そう簡単には見えない?
でもみんなといるのに…
濡れちゃってスカートに染みたりしたら…

でも結局
ノアに言われるまま、私はなるべく体を動かさないようにしてバンツを下ろしていった。
ふくらはぎのあたりまで降ろしたパンツをノアが屈んで脱がしてくれた。

丸まった白いパンツを手渡され、慌ててバッグにしまう。

心許なさよりも、ノアの指が触れてくれない寂しさの方が嫌だ。私はスカートの中で裸になった下半身へ、ノアの手を引き寄せた。

「興奮してる?」
ノアの声が耳に直接響く。
「さっきよりも濡れてる」

「はぁん……」
吐息と一緒に声が出る。
ママがまだ起きてるかもしれないのに。


ノアは表面を撫でるだけしかしてくれない。

嫌じゃないけど、気持ちいいけど、欲しいのはそれじゃない。
時々指を立ててかすめてくれてる、そこ。

そこをもっと集中的にしてくれたら…
撫でるだけじゃなくてもっと強く指先をあてて…
いつもみたいに…
ぐにゅんぐにゅんってしてくれるじゃん…


念の為セカンドシートを覗き込むけど、ママは横になったまま動かない。

「ちゃんと…声我慢するから…」
優しい表情のノアの目を見つめて伝える。

「ん?」

また言わなきゃしてくれないんだ…
心を決める。
「だから…クリ」

「見えてきたよー!」
私が言い終わる前につーちゃんが大きな声で言った。

ギクッとして顔を前に向けると、つーちゃんは後ろを振り向いていた。
(聞かれてない?大丈夫だよね?)

ママも体を起こして、伸びをし始める。
「んーっ、よく寝た!」


「奏、ずっと起きてた?」
ママが振り返って尋ねたときも、車がバックして止ま瞬間までずっと、ノアは表面を撫で続けるだけだった。
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