この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Gemini
第22章 ハリネズミ
しばらく続いた沈黙。
でも肌と肌はピッタリと触れ合って、体温を共有していた。


「なぁ」

私の髪をクルクルと指に絡めながら、ルカが呼びかけてきた。

「なぁに?」

腕の中に抱かれたままの体勢で顔も見ずに答えた。

「…ぃつと…」
私の髪に口をつけてモゴモゴしゃべるから、初めは何言ってるかわかんなかった。

「ん?なに?」

「あいつと……その…どんだけ…やったの?」

(あいつってノア、だよね?)
「…」

「知らないとこで、結構……やってんの?」

一瞬のうちに、今日のことと浜辺でのことが脳裏を過ぎった。

「やって…って、そんな…」

「そんな?」

なんて説明したらいいのか、私には難しかった。

でも、ルカにちゃんと伝えたい気持ちと、自分の気持ちを伝える怖さとが入り交じって、決断できずにモゴモゴしてしまう。

「そんな、の続き、言えよ」

そもそも自分が招いたことじゃん!と、わずかに怒りもわき始める。

「ルカと…みたいには……してない…」

「ふんっ、それってどーゆー意味?」

「んー…だからー…」

「だから?」
髪に触れていた指が私の体を伝って、降りていく。

「だか…ら……っ」
せっかく落ち着いたクリトリスをすぐに発見されてしまった。

「こん中に、入れさせたんだろ?」

「んっ…でも…少しだけだったし…」

「じゃ、オレは?少しじゃない?」

「ルカは……いっぱい…じゃない…?」

「はっ、あれでいっぱい?全然足りねーよ」
後ろから首に噛みつかれた。
/463ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ