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Gemini
第22章 ハリネズミ
しばらく続いた沈黙。
でも肌と肌はピッタリと触れ合って、体温を共有していた。
「なぁ」
私の髪をクルクルと指に絡めながら、ルカが呼びかけてきた。
「なぁに?」
腕の中に抱かれたままの体勢で顔も見ずに答えた。
「…ぃつと…」
私の髪に口をつけてモゴモゴしゃべるから、初めは何言ってるかわかんなかった。
「ん?なに?」
「あいつと……その…どんだけ…やったの?」
(あいつってノア、だよね?)
「…」
「知らないとこで、結構……やってんの?」
一瞬のうちに、今日のことと浜辺でのことが脳裏を過ぎった。
「やって…って、そんな…」
「そんな?」
なんて説明したらいいのか、私には難しかった。
でも、ルカにちゃんと伝えたい気持ちと、自分の気持ちを伝える怖さとが入り交じって、決断できずにモゴモゴしてしまう。
「そんな、の続き、言えよ」
そもそも自分が招いたことじゃん!と、わずかに怒りもわき始める。
「ルカと…みたいには……してない…」
「ふんっ、それってどーゆー意味?」
「んー…だからー…」
「だから?」
髪に触れていた指が私の体を伝って、降りていく。
「だか…ら……っ」
せっかく落ち着いたクリトリスをすぐに発見されてしまった。
「こん中に、入れさせたんだろ?」
「んっ…でも…少しだけだったし…」
「じゃ、オレは?少しじゃない?」
「ルカは……いっぱい…じゃない…?」
「はっ、あれでいっぱい?全然足りねーよ」
後ろから首に噛みつかれた。
でも肌と肌はピッタリと触れ合って、体温を共有していた。
「なぁ」
私の髪をクルクルと指に絡めながら、ルカが呼びかけてきた。
「なぁに?」
腕の中に抱かれたままの体勢で顔も見ずに答えた。
「…ぃつと…」
私の髪に口をつけてモゴモゴしゃべるから、初めは何言ってるかわかんなかった。
「ん?なに?」
「あいつと……その…どんだけ…やったの?」
(あいつってノア、だよね?)
「…」
「知らないとこで、結構……やってんの?」
一瞬のうちに、今日のことと浜辺でのことが脳裏を過ぎった。
「やって…って、そんな…」
「そんな?」
なんて説明したらいいのか、私には難しかった。
でも、ルカにちゃんと伝えたい気持ちと、自分の気持ちを伝える怖さとが入り交じって、決断できずにモゴモゴしてしまう。
「そんな、の続き、言えよ」
そもそも自分が招いたことじゃん!と、わずかに怒りもわき始める。
「ルカと…みたいには……してない…」
「ふんっ、それってどーゆー意味?」
「んー…だからー…」
「だから?」
髪に触れていた指が私の体を伝って、降りていく。
「だか…ら……っ」
せっかく落ち着いたクリトリスをすぐに発見されてしまった。
「こん中に、入れさせたんだろ?」
「んっ…でも…少しだけだったし…」
「じゃ、オレは?少しじゃない?」
「ルカは……いっぱい…じゃない…?」
「はっ、あれでいっぱい?全然足りねーよ」
後ろから首に噛みつかれた。