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Gemini
第23章 バランス
凛も私も核心には触れずに終わったのは、顔を見て話そうってこと。長い付き合いだから、言わなくても分かる。

(もうすべてを凛に打ち明けちゃおうか…)

(すべて?まさか!それは無理)

モヤモヤと考えながら、ノアから来たメッセージをもう一度開いた。

(明日から…か)


ノアの少し強引なキスを思い出す。

溢れるほどに掻き回してくる舌。

意地悪く観察するみたいに私を見る瞳。


手がウズウズしてるところに移動して、服の上から爪でカリカリとひっかく。少しずつ習慣化されて、なんの抵抗もなくなりつつあった。


もしノアに彼女がいたら…やっぱりそれも嫌だと感じてしまう。私はなんて欲張りなんだろう。

結局、最後まではしなかった。
ノアにも返信する。

[大丈夫!二学期もよろしくお願いします]



山ほど出た夏休みの宿題も、残りわずか。時間はかかったけど、そんなに苦労もせずに済んだのはやっぱりノアのおかげだと思う。

ふたりきりになっても、そういう気持ちにならないで勉強できるか心配。ノアがじゃなくて、私が。

会ってなければ平気だったけど、この距離にノアいたら…ノア用の椅子を用意しながら、想像する。
この夏、ノアは近くにいるといつも、いけないことをしてきてたような気がする。

ノア用の椅子に座って、また指をそこへと伸ばした。
今度はパンツの中にも手を入れて、最後までしてしまった。
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