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Gemini
第24章 普通じゃない
体の自由が奪われてる恐怖に、相手の思考を読めない恐怖が重なって泣きそうになってきた。なんとか気を鎮めて、手足を解いてもらおうと様子をうかがうしかできない。

「あんたの処女まんこなんて、ぶっ壊してゆるゆるになっちゃえばいいよ!」

さっきの箱の中から、まだ見たことのなかったものを取り出してきた。真っ黒いペニスの形をしたバイブ…でも…こんなの入るわけがない。

「やめて…やめっ…ごめんなさいっ…」
グブブブブブと恐ろしい音を立てて動き始めた。

私のそこに向けられたそれから逃げようと体をよじらせても、大した抵抗にはならない。動いた拍子に後ろに倒れてしまった。

パンツに指をかけようとしたとき、あの長い爪に内ももをガリッと引っ掻かれた。ジンジンとした痛み。
「あーあ、血が出てきちゃった。暴れるともっとケガしちゃうかもね。もっともーっと痛そうなとことかさ」

こんなに無防備な状態で…恐怖に体が竦んだ。

「そう、そーやって大人しくしてた方がいいと思うな」

パンツをズラして、真っ黒な先をあてがった。
ブインブインとくねっていたのを止めて、慎重に入り口を探し始めた。

「あれぇ?全然入んないなぁ♡」

口をムニムニと動かすと、そこに向かってペッと唾を吐きつけた。
(どうして、こんなひどいこと…)
屈辱的な扱いに涙が零れたその瞬間、ありえないほど大きなそれがズズズッと割り入るようにして私の中に入ってきた。
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