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Gemini
第24章 普通じゃない
酸素が足りなくなっていたのか
快感に支配され始めていたのか

頭の中がぼーっとしてきた

白くモヤがかかったみたいに

ただ一つ分かっていたことは
もうすぐ自分がイクってこと

もうこれ以上はないって思った瞬間
次の波が私を飲み込もうと待ち構えてる

「ぅっぅぅ………ぐぅぅぅっ…ゲホッ」

逃げ場をなくした自分の唾が、口の中に溜まってまた喉に入ってくる。むせようにも口が塞がれていて、窒息しかけてるような状態。

ビリビリと唇からテープが剥がされて、やっと咳が出せる。
「ちょっと、死なないでよ?!」

ググブブブブ…ググブブブブ…ググブブブブ…
お腹の中のうねりが尾てい骨を通って背骨まで響いている。

「ゴフッ…ゲホッ……あぁあ………」

全身がガタガタと恐ろしい程に震えていた。自分でも制御できない。息もできない。
深い深い底の方からマグマみたいに湧き上がってくる、信じられない大きさの快感。

知らない間にパンツの中から抜き取られていた棒のようなものが目の前に差し出されていた。

「こんなにおしっこ漏らしちゃって、最低」

「あ……ぁ……も…やめ……」

「おまんこ、ぶっ壊れちゃう?」

「こわ……ちゃ…」

「ちゃんと言いな」

「はぁ……はぁっ……はぅっ…」

「もっと欲しいってこと?」

「も…できな…」

「じゃあ言えよ。おまんこぶっ壊れちゃったって」
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