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Gemini
第25章 バースデー
家に帰ると、もう仕事に出かけたママからの書き置きがテーブルに残されていた。

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奏、ゴメン💦
職場の人が倒れちゃって
奏のバースデーの日
もしかしたら夜勤になりそう…
ごめんね

ノアルカが素敵なお食事にご招待するって
言ってくれてるから
私とはまた別の日に改めてパーティーしよ!

本当にごめんね
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「バースデー…そっか」
カレンダーに目をやると、テストの翌々日が私の誕生日だった。

(ノアとルカが?)

心臓と一緒に別のところがズンッと反応した。

(3人で…)
指でなぞられたみたいにジクッと痺れて、思わず太ももに、ぎゅっと力が入ってしまった。

沖縄でのことが過ぎる。

気持ちよすぎてすごく怖かったのに、いつの間にか快感の甘さだけを残した記憶に変化していた。

体に残っている感触は、このところずっと心をチクチク刺していたトゲを簡単に抜いてしまった。

ルカの声が聞きたい。
mon bébéって呼んで欲しい。

私の指は、随分下に送られてしまったルカの番号を考えるよりも先にタップしていた。
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