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Gemini
第25章 バースデー
駅ビルのよく行くお店のすぐそばにある、下着屋さんで足が止まってしまった。
マネキンが着ていた、蝶のレースの模様が入ってる上下セットが気になったんだ。

ラベンダー色のそれは、ところどころ肌が透けて見えるようになっていて、普段私がつけてるものよりもずっと大人っぽく見えた。ちゃんとサイズを測って買わないとって前に言われてたのを思い出す。

近くに置いてある別の色のものを見て、値段を確認すると、すごく高い訳でもなくて、一気に気持ちが向いてしまった。

「これ、かわいいですよね?」
いい匂いのする店員さんが、声をかけてきた。

「あ、はい」
あなたには早すぎるって思われてないか気になって、顔が熱くなってくる。

「学生さんに向けて新しくでたラインのものなんですよ。良かったら合わせてみますか?」

「あ…でも、ちょっと大人っぽ過ぎますよね」

「どうかなぁ?似合うと思いますよ!サイズとかは最近測りましたか?」

「いえ…あんまり…」
あれよあれよという間に、奥の試着室に通されて胸のサイズを生で計測されてしまった。

「上だけなんだけど、着けてみよう?」
試着室が大人の女性の甘いいい匂いで満たされていく。
「うん、ぴったり。今度からはD75だよ」

「はい、ありがとうございます」
あっという間に、私の手の中には洋服じゃなくて、新しい下着が収まっている小さな紙袋があった。
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