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Gemini
第8章 週末
チュクンチュクッ…ルカの指が音を立てながらクリトリスを擦り続け、私のつま先はきゅっと丸まって震え始めた。

「カナデ、オレの目を見て…」

「…いっちゃぅ………天国……っんん」

ルカのグレーの瞳に射抜かれながら、曲げられていた足はピンとまっすぐに伸び、体は大きく仰け反った。
ルカはそんな私を抱きしめて、ピクピクするのが治まるまで優しく髪を撫でてくれていた。


やっと呼吸が元通りになり始めたところで、ルカが私の顔を胸から離した。
「カナデ」

いつになく真面目な顔で真正面からジッと見つめてくるルカ。ノアと似て美しい顔をしてる。

「さっきのアイツとはもう会うなよ」

(さっきの…?)
「あっ…」

(和樹。LINEするって言ったままだ…)
時計を見るとあれからもう30分以上経っている。

「カナデはオレのだから」
もう一度ルカの胸の中に戻される。
「返事は?」

「待ってよルカ。またふざけてる?」
「ふざけてるように見える?」
「見えない…けど、いつもからかってくるし」

「ふざけてたら、こんな状態で我慢できるわけないだろ?」
私の手首を掴むと、ルカはガチガチに硬くなってる自分に触れさせた。

「でっ、でも、じゃ、ナナって人は?」
1番気になってたことがやっと口から出てきた。
「もう会わない」
ルカは即答した。

「私の代わりって…なんだったの?」
「さすがに中学生に手を出す訳にいかないだろ」

(そんな前から?ルカが?信じられない…)
「本気?」

「ま、でももう高校生だし、いいよな?」

さっきまでの優しい触れ方から一変して、私の手首を床に押さえつけた。ゴリゴリとズボンの中の硬いものを私に押し付けてくる。

「ルカ…待って、やめて…」

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