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アンケートから生まれた Love story
第8章 2人の夜と、秘密
話している途中から
恥ずかしすぎて顔から湯気が出てきそうだった。
……なにが俗にいう名器の持ち主よ。
サムすぎて身震いするわ。
過去、体を重ねた2人がそうだったからといって、全員が同じなわけないじゃない。
‟ きっと満足のいく夜を過ごせることを、お約束いたします ”
……ドン引き。
「こんな歳で、こんな恥ずかしい…」
「しえり」
さん、を外された名前を呼ばれて
ピタッと言葉が止まった。
「数えてないって言ったけど、本当は覚えてる。
言おうか? 何回したか」
「………!///」
「そして今日はもうできない。
アレがひとつも残ってないから」
……グワッと心臓が掴まれる。
フリーズした私のすぐ前に、タカくんは胡坐で座ると
はーっと大きく溜息を洩らした。
「理性を保って、傷付けないように必死だったけど
何度ももってかれた」
「……っ」
「体は勿論、心も欲しくなってきて
……離したくなかった」