この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アンケートから生まれた Love story
第9章 花火


* * *


─── そして当日

想像を遥かに超えた、素敵な空間に息が止まる。



「……タカくん、ここ1泊100万じゃない?」
「んなわけねぇだろ」
「凄い……素敵」


私の陳腐な語彙力では、凄い・素敵を繰り返すしか出来ないけど

主要の駅からは車で行くしかない、離れた場所でも
海に面した絶好の立地で、相○湾を一望できるまさに隠れ家だ。

わざと錆びを入れた、無機質な建物。
エッジの効いたモダンな空間は、天井が高くて開放感に溢れていて


「わ……気持ちいい…」


部屋からフラットに続く、ダークブラウンのウッドデッキを裸足のまま歩いていく。

バルコニーテラスからはオーシャンパノラマビューが広がって
遮るものは何もない。


風に揺らめく木々の葉音が、心地よくて

夕陽も沈みつつある、だんだん暗くなってくる空が
もうすぐ迫る花火の時間を告げていて……


今日はもう、ワクワクすることしか起きていない。




/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ