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アンケートから生まれた Love story
第14章 いつまでも、幸せに
胸がいっぱいで、思わず押さえてしまう程に。
「……!」
すると
保育室の角にある扉を開いて、お母さんがテラスに出てくると
秋の隣りに立った私に近付いて
……ドキッと心臓が跳ねた。
「ごめんなさい、挨拶が遅くなってしまって」
「……!」
「あなたが……“ 姫 ” ……お姫様?」
〜〜〜えっ!?
ヒメ!?
あ、姫ってそっちの意味の……!?///
っていえいえそんな私は……っ
「違うよ、彼女はしえりさん。
俺の恋人」
「……っ」
「……此処にくる勇気をくれて
背中を押してくれたんだ」
秋がそう伝えると
「……!」
秋のお母さんが、そっと私の両手を取った。