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アンケートから生まれた Love story
第16章 伏線回収.。.:*☽
勿体つける意味ねーし、始めようか。
イッツ暴露ターーイム!!
「姫君&蓮君」
「「……!」」
「11月最初の金曜日。
今宵が単なる野郎の飲み会ではないと、君達は今から思い知ることになるだろう」
まるで物語の冒頭、ナレーターになった気分で
1Pのソファに深く腰を下ろして、俺は静かな語り口調で口火を切った。
「あんたら本編で、脇役気取ってかっこつけてましたけどね。
ファン様への忖度ってやつ? 今のご時世そーいうのダメだから」
「「……!!」」
「主役達がめでたしめでたしで終わると思っただろうけど。
残念ながらそんな都合よくはいかねぇんだな~~」
ビクッと肩を上げたヒメと蓮が
お前急に何言い出してんだっていう表情で、同時に俺を睨みつけてきた。
やっべー既に超きもちいいーー!
酒がすすむ~~!
ん?
口を閉じろって?
さっすが、相変わらず勘が鋭い。
乾杯した早々に感じ取ってたわけな。
だけどそんなジェスチャーしてきても意味ないぜ。
なぜなら……