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アンケートから生まれた Love story
第16章 伏線回収.。.:*☽
敬語で自虐をベラベラと喋った瀬名が、ケッとソファに仰け反った。
・・・え?
拗ねたの?
ねぇ瀬名君突然どうしたの!?
無神経鈍感バカって、誰もそこまで言ってねぇよ!?
「はは、そんな言い方するなって」
明らかにふてくされた様子の瀬名に
夏輝が笑ってボトルを傾けた。
「瀬名。悪かった。嫌な言い方したな」
「……別に。
ただ、夏輝に言われるとスゲー心臓にクる」
「あぁ分かった。もう言わない」
・・・薔薇の花びらが舞い散ってますけど。
また伊語会話になってますけど。
なにこれ。
酔ってるとはいえ瀬名と夏輝って意外すぎて
しかもどっちかってーと、瀬名の方が楽しそうだし……
~~ってだから!
君達ってなんでいつも脱線させるの!?
「話を元に戻しますけどね!
つまりマドンナは学内で有名だったから、俺も存在は知ってたけど遠くから見てただけで。
キレ~なお姉さま~、憧れ~~って感じだったような…」
「おい、てめぇらちょっと待て」