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アンケートから生まれた Love story
第4章 マドンナ
しみじみ回想する俺を不思議そうに見上げてくる美和。
少し体を離して、片手でその顔を引き寄せる。
「……っ」
唇を重ねて、舐めて
さらに奥へ進もうとすると、美和の手に胸を押された。
「……キス、だ、め」
「なんで」
「風邪うつる」
「治ったっつっただろ」
そんな弱ぇ力で拒否したところで無駄。
つーか逆だわ、余計に煽る結果にしかならない。
「ん…、…っ…ん…っ」
押し返す美和の後ろが冷蔵庫っていう、生活感ハンパねぇ場所でも
漏れる吐息であっという間に欲望を掻き立てられる。
紅潮する頬
小さく揺れる肩
舌を捻じ込む度に、ビクッと細い体が反応して
……止まんねぇかも。
「も、…い、息出来な…」
「したい」
「……!」
「したくなった」
えっ?て驚いた顔してる美和の肩をがっちり掴んで
仕切りを外したままの、寝室のベッドに放り投げた。