この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アンケートから生まれた Love story
第2章 漫画みたいな終わり方・始まり方


「……!」


見つめていた横顔が少し動いた、と同時に
視線を上げた彼の顔が右側に向けられた。

回りくどい説明の仕方をしたけど

つまり今、私と彼の視線がバチッと合ったのだ。


「あ、ごめんなさい」


ここは素直に謝罪の言葉を口にする。


「初対面なのに、こんな近い位置から横顔を見られるなんて不快ですよね」

「………」

「私の脳がちゃんと『視線を逸らせ』と信号を出しているのですが
指令を上回る美しさでしたので、つい」


相手の心境を予測して、自らの状況を伝えて
だけどどうしたって私の話し方は独特感が出てしまうらしい。


……独特すぎたみたいで
彼は何も言わない。


「「………」」


うん、そうよね。
朝っぱらから怪しい女に絡まれたわけだから、フリーズするご心境もお察しできます。

だけど
視線を外さない彼と、このまま顔のお見合いをし続けても仕方ない。


「そういうわけで、失礼しました…」

「 “ 羨ましい ” ?」




/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ