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飛べないあの子
第4章 刻まれるキス
「西辻くん、あのね・・・・・・。私、今日ここに来るの楽しみにしてたんだよ。ちゃんと楽しんでるってわかってもらえるように、なるべく笑っていようって思ってたんだけど・・・・・・緊張もあって結局いつもと同じになっちゃった・・・・・。ごめんね。わかりづらいかもしれないけど、今日、楽しかったです」
へへ・・・・・と、恥ずかしそうに笑う凛を見て、胸がきゅー・・・・・と締め付けられる。
こんな風に愛しくて、切ない気持ちになるのは人生で初めてかもしれない。
「もう今日は終わりみたいに言わないで・・・・・。まだ帰すつもりないよ・・・・・・」
慧はたまらず凛を抱きしめて唇をふさいだ。
凛の柔らかで小さく可愛らしい唇や舌を貪るように味わう。
キスの激しさに凛が官能的に喘ぎ、慧の背中にしがみついてくる。
キスまでしかしないと誓ってしまった自分が恨めしい。
でも、それなら思う存分キスを堪能するまでだ。
触れあえなかった日々を取り戻すように、そしてまた触れあえない日々を耐えるために、二人はお互いの唇を求めあったのだった。
へへ・・・・・と、恥ずかしそうに笑う凛を見て、胸がきゅー・・・・・と締め付けられる。
こんな風に愛しくて、切ない気持ちになるのは人生で初めてかもしれない。
「もう今日は終わりみたいに言わないで・・・・・。まだ帰すつもりないよ・・・・・・」
慧はたまらず凛を抱きしめて唇をふさいだ。
凛の柔らかで小さく可愛らしい唇や舌を貪るように味わう。
キスの激しさに凛が官能的に喘ぎ、慧の背中にしがみついてくる。
キスまでしかしないと誓ってしまった自分が恨めしい。
でも、それなら思う存分キスを堪能するまでだ。
触れあえなかった日々を取り戻すように、そしてまた触れあえない日々を耐えるために、二人はお互いの唇を求めあったのだった。