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寵愛の小鳥
第10章 告白
いままでの視線が何割そういう、
いわゆる『好きな人』へ向けたものだったのかわからないから、それがもやもやに繋がる。
「お兄ちゃんを男の人って考えた事なんてなかったの。
お兄ちゃんだもん…だから、今日、恋人ごっこしたとき、すごい新鮮で、ドキドキしたけど、でも、お兄ちゃんなんだもん、恋愛なんてわかんない」
「…ありがとうな、わがままな兄で申し訳ないけど。ことりにどうするか、決めて欲しいんだ。
これからの俺達の関係を。
今後一切近づかないでも、触れないでも、今までの兄妹として過ごす…は、なかなかきついけど、ことりが望むなら頑張るし…それ以上、の…恋人みたいな関係だって選択肢としては…本当はあっちゃ駄目だけどな。
とにかく、どうするかはことりが選んでくれ。すぐじゃなくていいから。
明日は学校も厳しいだろうしこの家の中で休んで。夕方に家に送るから安心してくれ」
そう優しい笑みを私に向けたお兄ちゃんに胸がキュッとするから、自分の気持ちがわかんなくなる。
「ん…もう、寝たい…」
「あぁ…食後すぐに寝るのは体に良くないし…シャワーだけ浴びてきな?風呂はいりたければ入れるけどどうする?…一応汚れたところは拭いたはずだけど…」
「…!~~っ!シャワー浴びる!」
返答がいつものお兄ちゃんで変に安心した後に爆弾を投げられて顔が真っ赤になった。
あれだけ身体にイロイロされてベタベタしてないのはおかしいもんね、お兄ちゃんがアフターケア?までしてくれたんだ…?
逃げるように教えられたお風呂場まで向かって、
しゃがみこむ。
(裸、全部見られたってことだよね、いや外でえっちしたから裸同然だったけど…寝てる内に全部…!!)
「~~!」
恥ずかしさでいっぱいで困った顔になりながら、
熱いシャワーを浴びる。
これから、どうするか、
考えながら。
いわゆる『好きな人』へ向けたものだったのかわからないから、それがもやもやに繋がる。
「お兄ちゃんを男の人って考えた事なんてなかったの。
お兄ちゃんだもん…だから、今日、恋人ごっこしたとき、すごい新鮮で、ドキドキしたけど、でも、お兄ちゃんなんだもん、恋愛なんてわかんない」
「…ありがとうな、わがままな兄で申し訳ないけど。ことりにどうするか、決めて欲しいんだ。
これからの俺達の関係を。
今後一切近づかないでも、触れないでも、今までの兄妹として過ごす…は、なかなかきついけど、ことりが望むなら頑張るし…それ以上、の…恋人みたいな関係だって選択肢としては…本当はあっちゃ駄目だけどな。
とにかく、どうするかはことりが選んでくれ。すぐじゃなくていいから。
明日は学校も厳しいだろうしこの家の中で休んで。夕方に家に送るから安心してくれ」
そう優しい笑みを私に向けたお兄ちゃんに胸がキュッとするから、自分の気持ちがわかんなくなる。
「ん…もう、寝たい…」
「あぁ…食後すぐに寝るのは体に良くないし…シャワーだけ浴びてきな?風呂はいりたければ入れるけどどうする?…一応汚れたところは拭いたはずだけど…」
「…!~~っ!シャワー浴びる!」
返答がいつものお兄ちゃんで変に安心した後に爆弾を投げられて顔が真っ赤になった。
あれだけ身体にイロイロされてベタベタしてないのはおかしいもんね、お兄ちゃんがアフターケア?までしてくれたんだ…?
逃げるように教えられたお風呂場まで向かって、
しゃがみこむ。
(裸、全部見られたってことだよね、いや外でえっちしたから裸同然だったけど…寝てる内に全部…!!)
「~~!」
恥ずかしさでいっぱいで困った顔になりながら、
熱いシャワーを浴びる。
これから、どうするか、
考えながら。