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僕とあかりの愛の道
第1章 2人きりの廊下で
「はぁ、マジ疲れたな…」
6月後半のジメジメとした気温がショップの廊下に充満していた。
僕、蒲田龍人は閉店後の清掃を行っていた。
僕以外はフロントにいる。僕は暑い廊下でゴミ袋をまとめている作業を1人で担当していた。
「新人も辛いな~、早く家帰りてぇな」
従業員専用の入口近くに、ゴミ袋を置いたその時だった。
「おい、蒲ちゃん」
女の声がした。先輩の声だ。
「西原さん?」
すぐに気づいた。僕が恋する愛しき先輩、西原あかりだ。
彼女もフロントから持ってきたゴミ袋を携えて捨てに来たようだった。
「暑いよね~」
「そうっすよね…」
西原さんはゴミ袋を同じ場所に置き、手をはたいた。
「とりあえずこれで終わりだ。今日は」
「あー、キツかったっすよね、今日」
土日はいつもショップが混む。労力もかなり使うので、ヘトヘトだった。だが、そんなのは股間に通用しない。
僕は西原さんを目の前にして、勃起していたのだ。
(マジでアカンやつだ…好きな人が目の前にいるとちんこが…まじで家帰ったらシコんなきゃ!)
日課とも言えるオナニー。そのオカズはここ数週間ずっと西原さんだ。
本人が目の前にいる、これ程情欲が抑えられないことなどない。
そんな破廉恥を想像してた間に、西原さんはさっさと作業を終えて持ち場に戻ってしまっていた。
ドキドキする心が思考を停止寸前に追い込んでいるのだったが、その原因が去ったことは僕に落着の余裕を与えてくれるのだった。
「はぁ、何考えてたんだ僕は。でもカワイイなぁあの人。恋人いないんだっけな…なんだかもったいなかったな」
ドサッ
火照った心を冷ますかのように独り言が吹き出た。僕は担当していたゴミ袋をまとめあげ、収集ボックスの中に放り投げる。
「とにかく、帰ろうか」
その後、僕ら店長や他の先輩店員と帰りの挨拶を交わしてロッカーに行った。
そこで僕は帰り支度をするのだった。
6月後半のジメジメとした気温がショップの廊下に充満していた。
僕、蒲田龍人は閉店後の清掃を行っていた。
僕以外はフロントにいる。僕は暑い廊下でゴミ袋をまとめている作業を1人で担当していた。
「新人も辛いな~、早く家帰りてぇな」
従業員専用の入口近くに、ゴミ袋を置いたその時だった。
「おい、蒲ちゃん」
女の声がした。先輩の声だ。
「西原さん?」
すぐに気づいた。僕が恋する愛しき先輩、西原あかりだ。
彼女もフロントから持ってきたゴミ袋を携えて捨てに来たようだった。
「暑いよね~」
「そうっすよね…」
西原さんはゴミ袋を同じ場所に置き、手をはたいた。
「とりあえずこれで終わりだ。今日は」
「あー、キツかったっすよね、今日」
土日はいつもショップが混む。労力もかなり使うので、ヘトヘトだった。だが、そんなのは股間に通用しない。
僕は西原さんを目の前にして、勃起していたのだ。
(マジでアカンやつだ…好きな人が目の前にいるとちんこが…まじで家帰ったらシコんなきゃ!)
日課とも言えるオナニー。そのオカズはここ数週間ずっと西原さんだ。
本人が目の前にいる、これ程情欲が抑えられないことなどない。
そんな破廉恥を想像してた間に、西原さんはさっさと作業を終えて持ち場に戻ってしまっていた。
ドキドキする心が思考を停止寸前に追い込んでいるのだったが、その原因が去ったことは僕に落着の余裕を与えてくれるのだった。
「はぁ、何考えてたんだ僕は。でもカワイイなぁあの人。恋人いないんだっけな…なんだかもったいなかったな」
ドサッ
火照った心を冷ますかのように独り言が吹き出た。僕は担当していたゴミ袋をまとめあげ、収集ボックスの中に放り投げる。
「とにかく、帰ろうか」
その後、僕ら店長や他の先輩店員と帰りの挨拶を交わしてロッカーに行った。
そこで僕は帰り支度をするのだった。