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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第20章 【第二十話】黒い
てっきり一緒に暮らすと思っていたセラフィーナは、アーベルの返事に驚いた。
「私もアリシアも城暮らしですし、アリシアの希望でこれまでどおり、別々です」
「そういうものなの?」
「子どもでもできれば話は変わってきますが、基本、魔族は結婚しても一緒に暮らす人は稀ですね」
ルードヴィグに視線を向けるとうなずかれたので、そういうものらしい。
「でも、近々、一緒に暮らすことになるでしょうね」
アーベルはそう言って、意味深に笑った。
「私もアリシアも城暮らしですし、アリシアの希望でこれまでどおり、別々です」
「そういうものなの?」
「子どもでもできれば話は変わってきますが、基本、魔族は結婚しても一緒に暮らす人は稀ですね」
ルードヴィグに視線を向けるとうなずかれたので、そういうものらしい。
「でも、近々、一緒に暮らすことになるでしょうね」
アーベルはそう言って、意味深に笑った。