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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第3章 【第三話】破瓜の痛みと幸せと
 次の日の朝。
 セラフィーナはいつもより早くに目が覚めた。
 いそいそと着替えて池の側に行くと、すでにルードがいた。

「セラ」
「ルード、あの」
「なんだ」
「昨日のあれだけど、食事って嘘よね?」

 セラフィーナの問いに、ルードは笑った。

「嘘ではない。美味しい【食事】だったぞ」
「でも、食事ってのは」
「セラ、こっちにおいで」

 ルードはセラフィーナを手招きすると同時に、セラフィーナに近寄った。
 セラフィーナの肩に触れると、抱き寄せた。

「ここじゃ、駄目だ。行くぞ」
「行くって、どこに?」
「俺の城だ」

 城? と疑問に思う間もなく、その瞬間、目の前の景色がいきなり変わった。
 一瞬前まで森の池の周りにいたのに、いつの間にか、室内へと移動していた。

「セラ」

 名前を呼ばれたと思ったら、肩をトンと押され、どこかに倒された。
 キョロキョロと視線を彷徨わせると、ベッドの上だと気がついた。

「え?」
「セラ、今からじっくりと食べてやるから、覚悟しろ」
「食べるって……」

 ルードはマントを投げ捨て、着ていた服も脱ぎ捨てた。
 長い黒髪がサラリとセラフィーナの身体に流れてきた。
 ルードの身体は引き締まっており、彫刻のようだとセラフィーナは思ったけれど、初めて見る男性の裸体だと気がつき、真っ赤になった。

「ルード?」

 身体を起こそうとしたセラフィーナの肩をルードは押し付け、セラフィーナの身体を覆った。
 ルードはセラフィーナの唇を塞ぎ、口内に舌を這わせた。
 そうしながら、ルードはセラフィーナのワンピースのボタンを外していく。
 ワンピースの下は下着があったが、それも外すと熱い手を胸に掛けた。

「ぁっ、ルードっ! 駄目!」
「駄目じゃない」

 セラフィーナの豊かな胸を揉みしだき、赤い果実のような胸の頂を口に含む。
 するとセラフィーナの口から甘い声が漏れ始めた。

「んっ、ゃぁ」

 左右の胸を同じように愛し、白い肌に印を付けていく。
 赤く咲く薔薇のような印にルードは満足した。
 それからセラフィーナのスカートを捲り上げ、股の間に顔を埋めた。
 そこは女の匂いがして、そしてじっとりと濡れていた。

「濡れているな」
「え? ゃ、ルード、どこにっ」
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