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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第31章 【第三十一話】魔女の仕業

* * * * *
ヴィクトルから手紙を受け取ったアーベルは、真っ直ぐにルードヴィグの元へと戻った。
寝室にいるかもしれないと思いながら扉を叩くとルードヴィグの声。
まだ移動していなかったことにホッとしつつ、アーベルは部屋に入った。
「早い戻りだな」
「ヴィクトルから手紙を預かって来ました」
「手紙?」
まさかの相手からの手紙と聞き、ルードヴィグはすぐに丸められた紙を広げた。
几帳面な字で書かれた手紙はルードヴィグの予想を上回る内容で、読み終わった後、思わずしかめっ面していた。
「……アーベル、読んだか?」
「まさか!」
「それなら、読むといい」
ルードヴィグから手紙を受け取ったアーベルは、中身を読み進めていく内に眉間にシワが寄っていくのを感じていた。
「これは……」
「これが事実ならば、セラフィーナの安全は保障されるな」
「いやそれよりもセラさまのアレ、二回目だったのか」
「……ぅ、うむ。あえて触れなかったのに、それ以上、言うな。痛い」
「それは私もですよ」
ヴィクトルの手紙の内容が事実とすれば、ケヴィンはセラフィーナのことが相当、苦手なはずだ。
それに、セラフィーナが戻ってこなければ確実に王になれるのだ、下手に手は出してこないだろう。
「とりあえず、遺言状の公開待ちか」
「待たなくても問題ないですよ。ケヴィンに継いでもらいましょう」
今後の方針は決まったも同然。
ルードヴィグは少しだけ気持ちが軽くなったような気がした。
ヴィクトルから手紙を受け取ったアーベルは、真っ直ぐにルードヴィグの元へと戻った。
寝室にいるかもしれないと思いながら扉を叩くとルードヴィグの声。
まだ移動していなかったことにホッとしつつ、アーベルは部屋に入った。
「早い戻りだな」
「ヴィクトルから手紙を預かって来ました」
「手紙?」
まさかの相手からの手紙と聞き、ルードヴィグはすぐに丸められた紙を広げた。
几帳面な字で書かれた手紙はルードヴィグの予想を上回る内容で、読み終わった後、思わずしかめっ面していた。
「……アーベル、読んだか?」
「まさか!」
「それなら、読むといい」
ルードヴィグから手紙を受け取ったアーベルは、中身を読み進めていく内に眉間にシワが寄っていくのを感じていた。
「これは……」
「これが事実ならば、セラフィーナの安全は保障されるな」
「いやそれよりもセラさまのアレ、二回目だったのか」
「……ぅ、うむ。あえて触れなかったのに、それ以上、言うな。痛い」
「それは私もですよ」
ヴィクトルの手紙の内容が事実とすれば、ケヴィンはセラフィーナのことが相当、苦手なはずだ。
それに、セラフィーナが戻ってこなければ確実に王になれるのだ、下手に手は出してこないだろう。
「とりあえず、遺言状の公開待ちか」
「待たなくても問題ないですよ。ケヴィンに継いでもらいましょう」
今後の方針は決まったも同然。
ルードヴィグは少しだけ気持ちが軽くなったような気がした。

