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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第37章 【番外編:二】セラさまは罪深い
イェリンがぶつかったのは、文官のようだった。しかも着ているものを見ると、上級文官だった。
イェリンが普通に暮らしていたら会うこともない人、いわゆるエリートだ。
その人は驚いたようにイェリンを見ていた。
「あの?」
上級文官は男性だった。
絶対に交わることのない人。
なかなか動こうとしない上級文官に困っていると、その人は口を開いた。
「ちょっと付き合って」
「……え?」
イェリンから書類を受け取り、抜けがないか確認をした後、上級文官はイェリンの手首を掴んだ。
「そこに部屋がある」
「?」
イェリンは訳が分からないまま、部屋に連れ込まれた。
部屋はそれほど広くなかったが、整えられたベッドが置かれていた。
イェリンが部屋の観察を終える前に、視界が変わった。
背中には柔らかな感触。
そして、目の前には先ほどの上級文官の顔。
「すぐだから」
なにがすぐなのか分からないまま、カチャカチャと金属音がした。
そして、イェリンの下半身がすうすうしてきたことに気がついた。
「あの?」
「いいから、股を開いて」
そこでようやく、イェリンは分かった。
交わることのない相手と、交わることになるんだと。
魔族はこうしてすれ違いざま、交わることがある。
イェリンには分からなかったけれど、相手はイェリンになにかを感じ取ったらしい。
そして部屋に連れ込まれ、交わることになったようだ。
気持ち良ければ良い。
イェリンが思ったのはそれだけだ。
気持ち良ければ魔力が回復する。
上級文官はイェリンの蜜口の様子を見て、濡れていることを確認すると、前戯もなく挿入れてきた。
「っ!」
前に蹂躙されたとき、いきなり挿入られて、痛かった。
今回もそうだと覚悟をしたけれど、痛いどころか──。
「ぁ、ぁぁっ」
イェリンが普通に暮らしていたら会うこともない人、いわゆるエリートだ。
その人は驚いたようにイェリンを見ていた。
「あの?」
上級文官は男性だった。
絶対に交わることのない人。
なかなか動こうとしない上級文官に困っていると、その人は口を開いた。
「ちょっと付き合って」
「……え?」
イェリンから書類を受け取り、抜けがないか確認をした後、上級文官はイェリンの手首を掴んだ。
「そこに部屋がある」
「?」
イェリンは訳が分からないまま、部屋に連れ込まれた。
部屋はそれほど広くなかったが、整えられたベッドが置かれていた。
イェリンが部屋の観察を終える前に、視界が変わった。
背中には柔らかな感触。
そして、目の前には先ほどの上級文官の顔。
「すぐだから」
なにがすぐなのか分からないまま、カチャカチャと金属音がした。
そして、イェリンの下半身がすうすうしてきたことに気がついた。
「あの?」
「いいから、股を開いて」
そこでようやく、イェリンは分かった。
交わることのない相手と、交わることになるんだと。
魔族はこうしてすれ違いざま、交わることがある。
イェリンには分からなかったけれど、相手はイェリンになにかを感じ取ったらしい。
そして部屋に連れ込まれ、交わることになったようだ。
気持ち良ければ良い。
イェリンが思ったのはそれだけだ。
気持ち良ければ魔力が回復する。
上級文官はイェリンの蜜口の様子を見て、濡れていることを確認すると、前戯もなく挿入れてきた。
「っ!」
前に蹂躙されたとき、いきなり挿入られて、痛かった。
今回もそうだと覚悟をしたけれど、痛いどころか──。
「ぁ、ぁぁっ」