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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第42章 四*アルベルティーナ
アルベルティーナはヴィクトルの背中を押し、ぐいぐいと寝室に押してきた。
「ちょ、待て!」
「ほらほら、あたしの命令が聞けないのか-!」
まるで酔っぱらいのようなアルベルティーナにヴィクトルは抗うが、ケヴィンも参戦してきたため、無理矢理、寝室に押し込められた。
そこはほんのりと明るくて、真ん中に三人は余裕で寝られるほどの大きなベッドがあった。
「ほらほら、ヴィクトル」
「ムードもへったくれもなしかよ」
「あら、そういうのを求めてるの?」
「あのな」
「それよりもヴィクトル。男のあそこというのはどうなっているのだ?」
「…………────」
ケヴィンの質問に、ヴィクトルは思わず天を仰いだ。
「あー、あたしも見たい!」
横から割って入ってきたアルベルティーナに、ヴィクトルはどうしたものかと戸惑う。
ただ、綺麗なだけなら要らない。
一緒にいて、飽きない女性がいい。
ヴィクトルはそう思った。
確かに強くそう思った。
そして、一度はアルベルティーナをただの綺麗な女性としか認識しなかった。
だけど実際はどうだ?
ヴィクトルが思った以上に破天荒だ。
なんたってヴィクトルの部屋の窓を蹴破って侵入してきたのだから。
ヴィクトルの周りにこんな女性は今までいなかった。
まだ分からない部分は多いけれど、きっとヴィクトルが求める女性像とかなり一致するのではないだろうか。
「ちょ、待て!」
「ほらほら、あたしの命令が聞けないのか-!」
まるで酔っぱらいのようなアルベルティーナにヴィクトルは抗うが、ケヴィンも参戦してきたため、無理矢理、寝室に押し込められた。
そこはほんのりと明るくて、真ん中に三人は余裕で寝られるほどの大きなベッドがあった。
「ほらほら、ヴィクトル」
「ムードもへったくれもなしかよ」
「あら、そういうのを求めてるの?」
「あのな」
「それよりもヴィクトル。男のあそこというのはどうなっているのだ?」
「…………────」
ケヴィンの質問に、ヴィクトルは思わず天を仰いだ。
「あー、あたしも見たい!」
横から割って入ってきたアルベルティーナに、ヴィクトルはどうしたものかと戸惑う。
ただ、綺麗なだけなら要らない。
一緒にいて、飽きない女性がいい。
ヴィクトルはそう思った。
確かに強くそう思った。
そして、一度はアルベルティーナをただの綺麗な女性としか認識しなかった。
だけど実際はどうだ?
ヴィクトルが思った以上に破天荒だ。
なんたってヴィクトルの部屋の窓を蹴破って侵入してきたのだから。
ヴィクトルの周りにこんな女性は今までいなかった。
まだ分からない部分は多いけれど、きっとヴィクトルが求める女性像とかなり一致するのではないだろうか。