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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第43章 五*子作りの実践って、なんで三人?
「……なんだよこれ」
「あれ、これ、どうやって脱がせるの?」
「あぁ、それはだな」
「って、おい、待て、おまえたちっ! おれはまだ、いいと言ってないぞ!」
「いやいや、これは命令だから。ヴィクトルの了承は要らないのよ」
アルベルティーナは楽しそうにケヴィンと一緒になってヴィクトルを脱がせようとしている。
ヴィクトルは一応、抵抗はする。
するけれど、明らかに負けていた。
ヴィクトルは今、猛烈にアルベルティーナを抱きたかった。
「ふんふん、こうなってるのね! 男の人の服も意外に複雑なのね」
ケヴィンに教わりながら、アルベルティーナはヴィクトルを脱がしていく。
「……おまえら」
前をくつろがされ、色気もへったくれもなく下をべろんと脱がされた。
二人の視線が股間を直視している。
さすがに恥ずかしい。
「おお、なかなか立派だな」
「へー、あれ? なんでこんなにだらんと元気がないの? 聞いてた話と違うんだけど」
どんな話を聞いていたんだ、とヴィクトルは脳内でツッコミを入れた。
「あ、そうだ! 男の人のここはね、刺激を与えないと元気にならないんだって!」
「ほうほう、勉強になる」
いや、ケヴィンくん、他にもっと勉強することがあるでしょう?
「で、アルベルティーナ。刺激を与えるとはどうすればいいんだ?」
「え? んー? 触ってみる、とか?」
「ほう。ぼくが触っても」
「……お好きにどうぞ」
ヴィクトルはすでに投げやりだ。
気持ち的にはヴィクトルはアルベルティーナに突っ込んであんあん言わせたいのだが、そこに至るまでには障害が多すぎる。
だけどきっと、このまま流されていけば、その妄想も現実となる。
たぶん、ヴィクトルが考えている妄想とはかけ離れた斜めな現実が待っているだろうけれど。
だけどそれを含めても今、ヴィクトルは面白いと思っていた。
恐る恐るといったケヴィンの手が、ヴィクトルの股間に触れる。
ひんやりと冷たい手に、思わず縮こまる。
「あれ? 小さくなった?」
「触り方がまずかったか?」
双子は興味津々な表情で、ヴィクトルの股間を研究し始めた。
「次はあたしが触ってみる」
「あれ、これ、どうやって脱がせるの?」
「あぁ、それはだな」
「って、おい、待て、おまえたちっ! おれはまだ、いいと言ってないぞ!」
「いやいや、これは命令だから。ヴィクトルの了承は要らないのよ」
アルベルティーナは楽しそうにケヴィンと一緒になってヴィクトルを脱がせようとしている。
ヴィクトルは一応、抵抗はする。
するけれど、明らかに負けていた。
ヴィクトルは今、猛烈にアルベルティーナを抱きたかった。
「ふんふん、こうなってるのね! 男の人の服も意外に複雑なのね」
ケヴィンに教わりながら、アルベルティーナはヴィクトルを脱がしていく。
「……おまえら」
前をくつろがされ、色気もへったくれもなく下をべろんと脱がされた。
二人の視線が股間を直視している。
さすがに恥ずかしい。
「おお、なかなか立派だな」
「へー、あれ? なんでこんなにだらんと元気がないの? 聞いてた話と違うんだけど」
どんな話を聞いていたんだ、とヴィクトルは脳内でツッコミを入れた。
「あ、そうだ! 男の人のここはね、刺激を与えないと元気にならないんだって!」
「ほうほう、勉強になる」
いや、ケヴィンくん、他にもっと勉強することがあるでしょう?
「で、アルベルティーナ。刺激を与えるとはどうすればいいんだ?」
「え? んー? 触ってみる、とか?」
「ほう。ぼくが触っても」
「……お好きにどうぞ」
ヴィクトルはすでに投げやりだ。
気持ち的にはヴィクトルはアルベルティーナに突っ込んであんあん言わせたいのだが、そこに至るまでには障害が多すぎる。
だけどきっと、このまま流されていけば、その妄想も現実となる。
たぶん、ヴィクトルが考えている妄想とはかけ離れた斜めな現実が待っているだろうけれど。
だけどそれを含めても今、ヴィクトルは面白いと思っていた。
恐る恐るといったケヴィンの手が、ヴィクトルの股間に触れる。
ひんやりと冷たい手に、思わず縮こまる。
「あれ? 小さくなった?」
「触り方がまずかったか?」
双子は興味津々な表情で、ヴィクトルの股間を研究し始めた。
「次はあたしが触ってみる」