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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第10章 【第十話】睡眠姦
 セラフィーナの身体中に赤い花が咲いていく。
 印をつけられる度にセラフィーナの身体は気持ちよさに痺れ、ルードヴィグにしがみついた。

「ルード、ルードぉ」

 壊れたオルゴールのようにルードヴィグの名前しか呼べなくなってしまったセラフィーナが、ルードヴィグは愛おしくて仕方がない。
 セラフィーナのナカに埋め込んだままの剛直がぴくりと反応していた。

「さてと、セラ。いつまでもこうしていたいのは山々なんだが、昨日から水分も食事もしていないのはいかがなものか」

 そういわれてみれば、お腹が空いているような気もする。
 だけど今、ルードヴィグから離れたくない。

「セラ、一度、達しておけ」

 ルードヴィグはそう言うと、セラフィーナのナカを擦り始めた。

「ぁ、ぁんっ」

 胸も揉まれ、セラフィーナは頭が真っ白になってきた。
 あまりの気持ちよさに、啼くことしかできない。

「ルードぉ。奥、奥なのぉ」

 腰を押しつけるようにルードヴィグがすれば、セラフィーナはさらに甘く啼いた。

「奥に注ぐから、しっかり受け止めろ」
「ん、来てっ」

 セラフィーナはルードヴィグの動きに合わせて、腰を振った。

「ぁ、ぁ、ぁー!」

 セラフィーナの世界が白くなったと同時に、ナカが熱くなった。
 あまりの気持ちよさに、恍惚とした。
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