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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第15章 【第十五話】口淫
 ルードヴィグの言葉に、セラフィーナは戸惑いつつ、鈴口を口に付けた。
 先からはすでに透明の液体があふれていて、口に含むと少し塩味がする。
 セラフィーナはペロペロとそれを舐め、先を口にくわえた。

「セラっ!」
「ん」

 できるだけ大きく口を開くけれど、ルードヴィグのモノが大きくて、奥までくわえられない。
 それでもセラフィーナは必死になって口に含み、手で擦った。

「あぁ、セラフィーナ」
「ん」

 ルードヴィグは気持ちがよいらしく、セラフィーナの頭を撫でながら、腰を振っていた。
 セラフィーナも勝手が分かってきて、先だけではなく、横の筋も舐めた。

「うぅ、セラフィーナ、くわえてくれ」
「ん」

 言われるままに先をくわえると、ルードヴィグは腰をぐっとセラフィーナに押し付けた。
 奥に入り込んできて嘔吐きそうになったが、セラフィーナは喉の奥に当たらないように少しずらし、ルードヴィグの剛直を舐めた。
 ルードヴィグの剛直を出し入れしながら、手でも擦る。

「セラ、出る」
「ん」
「飲まなくていいからな」

 ルードヴィグの言うことが分からなくて、セラフィーナは首を傾げたが、ルードヴィグは熱い吐息を吐きながらセラフィーナの名前を呼んだ。

「セラ、セラ」
「ん」

 ルードヴィグの剛直はセラフィーナの口の奥を突くと、白濁液を吐き出した。
 口の中にねっとりとした熱い液体が広がるのが分かった。
 どうすればよいのか分からず、セラフィーナはそのまま白濁液を飲み込んだ。
 口の中が激しくねっとり、ざらざらする。
 セラフィーナは無意識のうちにルードヴィグの剛直を吸い、中に残った白濁液も吸い出す。
 それがたまらなく気持ちが良いようで、ルードヴィグは荒い息を吐いていた。

「セラフィーナ」
「ん」
「もういいぞ」

 ちゅるんとセラフィーナの口内からルードヴィグの剛直が抜けた。

「セラ、大丈夫か?」
「ん」

 ルードヴィグの手のひらがセラフィーナの口の前に出された。

「ここに吐き出せ」
「ん?」
「まさか、飲んだのか?」
「ん。美味しかった」
「美味しいわけがあるかっ!」
「でも、ルードも私の舐めた」
「あれは美味しい」
「それと一緒」

 ルードヴィグは大きなため息を吐くと、セラフィーナの頬にキスをした。
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