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瀬音とボクとよしみくん
第4章 三人でお風呂○
「よ、よしっ、おしっこかけてやる」


え?


「瀬音くんがかけるの? それもいいね」


いや、ちょっと待って、瀬音くんはさっき出したばかりだよ。
それに瀬音くん、わかってないよ。


瀬音くんは、自分のおちんちんを持っておしっこをする格好になった。
ボクに跨がって、おちんちんをボクの顔の前に。


「ちょ、ちょっと待って、せおくん、逆だよボクのオシッコを出すんでしょ」


「それだけじゃ、ゆるさない、オレをお漏らし呼ばわりしやがって」


「ごめんって、だからやめて、待って」


瀬音くんは勘違いしてる。
ボクに本当のおしっこをかけようとしてる。


「良実くん、ちょっと離して、せおくん勘違いしてるって」


ボクは、今度は、本当に抵抗した、けど、良実くんはがっちり手を掴み離さない。


「まって、せおくん、ごめんって、謝るから、やめて。良実くんも、せおくんに教えてあげて、オシッコの出し方、そうじゃないって」


「ダメ、今度は、純くんの番なんだから」


良実くんが、また優しくささやく。


「違うって、本当のおしっこじゃないって」


同じオシッコでも、本当のおしっこは、さすがに嫌だ。


「ちょっと、本当に待って、本当にヤダ、待っ……」


あっ……


瀬音くんは、何も言わず、おしっこを出した。


本当のおしっこを。
おしっこはまっすぐにボクの顔にかかり、顔を左右に背けるが、無駄な抵抗だった。


おしっこは生暖かく、白いオシッコとは明らかに水量が違うくて。


「……ちょ……んぱ……や」


しゃべろうとしても、息すらできず、逆におしっこが口に入ってくる。


まずっ。
今まで飲んだことのないまずさ。


足をバタバタと抵抗するのが精一杯。
短い時間だったのに、ボクには、ものすごく長く感じた。


ようやく、おしっこが終わると、良実くんも手を離し、ボクはそのまま、床にうなだれた。


「はぁはぁ」


三人とも、しばらく無言で、息があがっていた。
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