この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
瀬音とボクとよしみくん
第27章 女子校潜入▽
「……それで、有貴くんとは水泳の練習はしてないのね?」
さすがに気まずいし。
しかし、だからといって、まさか本当に女子校で練習するなんて。
「ほ、本当に大丈夫?」
ありえないことに、ボクは、今、ゆかりちゃんの通っている女子校のプールの更衣室にいる。
「もしも、バレたら……」
「大丈夫よ、貸切だし、屋内プールだし、ちゃんと女の子に見えるし」
いやいや、そういうことじゃないんだけど。
前みたいに、女子用の水着を着て、しかも、水泳用のメイクまでしてもらった。
でも、さすがに女子校の中に潜入となると、緊張感は今までの比ではない。
休日とはいえ、たまたま、ここまでは誰にも会わなかったけど。
先に更衣室を出ると、後からゆかりちゃんも水着に着替えて出てきた。
ゆかりちゃんの水着姿を見てると、
「なによ、ジロジロ見て」
「あ、ごめん」
ゆかりちゃんは、あまり露出の多い服は着ないから。
なんだか珍しい。
さっそくプールに入ろうとすると、
「おいっ、なにをやっとるんだ!」
突如として大声で怒鳴られる。
えっ?
女子校には不釣り合いなダミ声。
さすがに気まずいし。
しかし、だからといって、まさか本当に女子校で練習するなんて。
「ほ、本当に大丈夫?」
ありえないことに、ボクは、今、ゆかりちゃんの通っている女子校のプールの更衣室にいる。
「もしも、バレたら……」
「大丈夫よ、貸切だし、屋内プールだし、ちゃんと女の子に見えるし」
いやいや、そういうことじゃないんだけど。
前みたいに、女子用の水着を着て、しかも、水泳用のメイクまでしてもらった。
でも、さすがに女子校の中に潜入となると、緊張感は今までの比ではない。
休日とはいえ、たまたま、ここまでは誰にも会わなかったけど。
先に更衣室を出ると、後からゆかりちゃんも水着に着替えて出てきた。
ゆかりちゃんの水着姿を見てると、
「なによ、ジロジロ見て」
「あ、ごめん」
ゆかりちゃんは、あまり露出の多い服は着ないから。
なんだか珍しい。
さっそくプールに入ろうとすると、
「おいっ、なにをやっとるんだ!」
突如として大声で怒鳴られる。
えっ?
女子校には不釣り合いなダミ声。