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瀬音とボクとよしみくん
第27章 女子校潜入▽
大会はまだ先だったけど、記録会はもうすぐらしい。


そのためには、必死で練習しないと。


ゆかりちゃんとの練習を続ける。






「……もう、今日はこのぐらいにしようか」


「え、まだ……」


「もうすぐ、使用時間が終わりなのよ」


「そっか、それじゃしょうがないね。ありがとう、ゆかりちゃん」


「うん。純も、よく頑張ったよ。疲れたでしょ?」


「うん」


「私も疲れた。あー、もう、水着を早く脱ぎたいくらい」


そう言うと、ゆかりちゃんは本当に水着をゆっくりと脱ぎだした?


「え、え、ちょっと、ゆかりちゃん?」


まだ水の中だったから、体はよく見えないけど、ゆかりちゃんはすべて脱いで真っ裸に。


「あー、気持ちいい」


「え、いや、何やってるの? ゆかりちゃん?」


ゆかりちゃんは真っ裸で平泳ぎをしはじめた。


「純も脱いだら? 気持ちいいよ」


「え……ダメだよ」


ゆかりちゃんは平然と泳いでいる。


「誰もいないんだし、こんなチャンスないよ」


そう言うと、ゆかりちゃんはプールサイドに上がって、全身が丸見えに。


「あ、ちょ、ちょっと、ダメだって、ゆかりちゃ……」


「フフンっ、何をいまさら、私たちの仲じゃない」


ゆかりちゃんはプールサイドに座った。
目のやり場に困って、ボクは直視できない。


ゆかりちゃんとは、いつも会って、たまにはエッチなこともあったけど、ゆかりちゃんの裸を見るのは初めてだ。


いや、女の子の裸を見ること自体初めてだった。
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