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瀬音とボクとよしみくん
第30章 有貴くん⑥ 失恋
よかった。
カツアゲを止められた。
ほんとよかった。
カッコいいだろ、俺。
なのに、何故か、金を純が受け取らない。
「え? なんで、もらってよ」
「だから、いいって言ってるだろ」
「そんな、だって……」
「金なんて、いらねぇって言ってるだろ」
「ダメだって、もらってよ」
ん?
なんだ、この光景?
純が、不良に金を無理矢理渡そうとするが、不良は絶対に受けとろうとはしない。
それは、まるで、飲食店のレジ前でおばちゃん達がお金を押しつけあっているかのような、この光景なんなんだ?
どうみてもカツアゲには見えない。
どうなってんだ?
カツアゲを止められた。
ほんとよかった。
カッコいいだろ、俺。
なのに、何故か、金を純が受け取らない。
「え? なんで、もらってよ」
「だから、いいって言ってるだろ」
「そんな、だって……」
「金なんて、いらねぇって言ってるだろ」
「ダメだって、もらってよ」
ん?
なんだ、この光景?
純が、不良に金を無理矢理渡そうとするが、不良は絶対に受けとろうとはしない。
それは、まるで、飲食店のレジ前でおばちゃん達がお金を押しつけあっているかのような、この光景なんなんだ?
どうみてもカツアゲには見えない。
どうなってんだ?