この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
瀬音とボクとよしみくん
第34章 おまけ③ リクエスト
俺は……
階段を崩れ落ち、気を失っていた。
遠くで、純が俺を呼ぶ声が聞こえていた。
「純っ……」
目が覚めた、俺の目の前には……
「誰だ?」
純ではなく、見知らぬ男がいた。
図体がデカイ、大男だ。
そんな大男に俺は介抱されていた。
なんだ?
なんで、こんな大男に。
いや、よく見ると、どこかで見た顔だな。
お前は……
「峰岸?」
「んあっ? なにいってんだお前、頭でも打ったのか?」
「え、だって、お前……」
その大男は峰岸だった。
しかも、
「どうした? お前、その格好は……コスプレか?」
峰岸はまるでマンガのコスプレのような格好をしていた。
軍服のような、どこかの民族衣裳の礼服のような。
コスプレイベントなんかあったか?
「こすぷれ? 本当に大丈夫か?」
え?
俺は峰岸の肩を借りて、たち上がるが、目の前に広がる光景に再度、驚愕する。
「な、な、なんだ?」
そこは、異世界そのものだった。
どこか外国のようなようでもあり、かと言ってどこでもないような、街中だった。
異国情緒あふれる建物が、あり得ないくらい高くそびえ建っている。
おまけに行き交う人々はどこの国とも言えないカラフルな民族衣裳を着ている。
そういう俺も、峰岸と同じ変な服を着ていた。
しかも、何故か剣らしきものまでぶら下げている。
どうりで重いはずだ。
はじめは、遊園地のセットかとも思ったが、そんなレベルをはるかに越えていた。
大都会だ。
東京よりも人が多いんじゃないか?
階段を崩れ落ち、気を失っていた。
遠くで、純が俺を呼ぶ声が聞こえていた。
「純っ……」
目が覚めた、俺の目の前には……
「誰だ?」
純ではなく、見知らぬ男がいた。
図体がデカイ、大男だ。
そんな大男に俺は介抱されていた。
なんだ?
なんで、こんな大男に。
いや、よく見ると、どこかで見た顔だな。
お前は……
「峰岸?」
「んあっ? なにいってんだお前、頭でも打ったのか?」
「え、だって、お前……」
その大男は峰岸だった。
しかも、
「どうした? お前、その格好は……コスプレか?」
峰岸はまるでマンガのコスプレのような格好をしていた。
軍服のような、どこかの民族衣裳の礼服のような。
コスプレイベントなんかあったか?
「こすぷれ? 本当に大丈夫か?」
え?
俺は峰岸の肩を借りて、たち上がるが、目の前に広がる光景に再度、驚愕する。
「な、な、なんだ?」
そこは、異世界そのものだった。
どこか外国のようなようでもあり、かと言ってどこでもないような、街中だった。
異国情緒あふれる建物が、あり得ないくらい高くそびえ建っている。
おまけに行き交う人々はどこの国とも言えないカラフルな民族衣裳を着ている。
そういう俺も、峰岸と同じ変な服を着ていた。
しかも、何故か剣らしきものまでぶら下げている。
どうりで重いはずだ。
はじめは、遊園地のセットかとも思ったが、そんなレベルをはるかに越えていた。
大都会だ。
東京よりも人が多いんじゃないか?