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瀬音とボクとよしみくん
第34章 おまけ③ リクエスト
「あ、いえ、すみません」
俺は、つい、とんでもないことを口走っていた。
「それは、無理だろうな。断れば、最悪、戦争になる。こんな小国。あっという間に潰されるだろう」
「はい、もちろん。とんでもないことを」
「しかし、第四皇女のマリアは、帝国一の美女だと聞く。羨ましいだろう」
「は、はい……いや、うらやましいよ、ジュノ……」
「……ふっ。久しぶりに言われたな、そのあだ名……」
俺も、だんだんと、昔の思い出が甦ってきた。
楽しかった。
俺は、ジュティスが
ジュノが好きだった。
それは親友以上だった。
いつも、笑いあい、ふざけあっていた。
そんな、楽しい時間がずっと続くと思っていた。
「行ってみないか? ザック」
「え?」
「あの遊園地に」
俺は、つい、とんでもないことを口走っていた。
「それは、無理だろうな。断れば、最悪、戦争になる。こんな小国。あっという間に潰されるだろう」
「はい、もちろん。とんでもないことを」
「しかし、第四皇女のマリアは、帝国一の美女だと聞く。羨ましいだろう」
「は、はい……いや、うらやましいよ、ジュノ……」
「……ふっ。久しぶりに言われたな、そのあだ名……」
俺も、だんだんと、昔の思い出が甦ってきた。
楽しかった。
俺は、ジュティスが
ジュノが好きだった。
それは親友以上だった。
いつも、笑いあい、ふざけあっていた。
そんな、楽しい時間がずっと続くと思っていた。
「行ってみないか? ザック」
「え?」
「あの遊園地に」