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瀬音とボクとよしみくん
第6章 美少女マリアちゃん▽
急に声をかけられる。
ボクは、突然の呼びかけに全身がびくつく。
振り向くと、そこには、マリアちゃんがいた。
学校一の美少女、マリアちゃん。
でも、そのキツい性格がボクは苦手だった。
「それ、あたしのだよね」
「え?」
マリアちゃんの切れ長の目が、ボクを睨みつける。
あまりの出来事に、ボクは固まったまま。
「ねえ、返して」
「え、え、違うんだ……当番で、先生が、忘れ物で……」
「いいからっ」
マリアちゃんはボクの手から水着を奪い取り、さっさと更衣室を出ようとした。
出る寸前、振り向き、
「変態……」
マリアちゃんが吐き捨てるように言った。
あぁ、ボクの人生は終わったと思った。
明日には学校中に、ボクは変態だと噂が広まるに違いない。
そう思うと、頭が真っ白に。
ボクは、突然の呼びかけに全身がびくつく。
振り向くと、そこには、マリアちゃんがいた。
学校一の美少女、マリアちゃん。
でも、そのキツい性格がボクは苦手だった。
「それ、あたしのだよね」
「え?」
マリアちゃんの切れ長の目が、ボクを睨みつける。
あまりの出来事に、ボクは固まったまま。
「ねえ、返して」
「え、え、違うんだ……当番で、先生が、忘れ物で……」
「いいからっ」
マリアちゃんはボクの手から水着を奪い取り、さっさと更衣室を出ようとした。
出る寸前、振り向き、
「変態……」
マリアちゃんが吐き捨てるように言った。
あぁ、ボクの人生は終わったと思った。
明日には学校中に、ボクは変態だと噂が広まるに違いない。
そう思うと、頭が真っ白に。