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瀬音とボクとよしみくん
第6章 美少女マリアちゃん▽
なんの説明もなく、マリアちゃんはボクに命令する。


服を脱ぐのに、何故目隠しされたか意味不明だ。
家についたそうそう、広いリビングに立たされ、すぐに目隠しをされた。
何度聞いても答えてはくれない。


ボクはおとなしく、上着を脱いだ。


「……Tシャツも」


Tシャツも脱いだ。


「ズボンも」


「えっ? ズボンも?」


「そう、早くして。時間がないんだから」


少し躊躇したが、ズボンも脱いだ。
逆らえる立場ではない。


目隠しされているから、より状況がわからない。
二人の目線も気になる。


特に、ゆかりちゃんはあまりしゃべらないから、本当にいるのかもわからない。


「じゃあ……最後はパンツも……」


「えぇっ?」


まさかまさか、パンツもとはおもわなかった。


「なに、バレてもいいの?」


「それは、でも……」


変態って、言ってたから、こういうのは嫌いで、見たくもないはずなのに。


なんで?


女子二人の前におちんちんを出すなんて。
前に見た夢を思い出す。


ヨシミちゃんは、優しくズボンを下げてくれた。
良実くんも。


「早くっ」


マリアちゃんは優しくというより、罰のように命令した。


「できないよ……このあいだの罰なの?」


「そう。更衣室で何をしてたか言ってみなさい」


「だ、だからあれは……」


「あたしの水着を握りしめてたわよね」


「忘れ物だと、思って」


「忘れ物? そうは見えなかった。何をしてたの?」


「別に何も……」


まだ、してなかった。
確かにマリアちゃんの水着に興奮はしてたから、マリアちゃんがそう思うのも無理はないけど、でも、それにしてもかなり意地悪だ。


「何も? あそこを触ってなかった?」


「あそこ? あそこって?」


「は? 女子に言わせる気? わかるでしょ」


あそこ?
おちんちん?
触ったつもりはないけど?


「さ、触ってなんかないよ」


「本当に?」


「ほ、本当」


「じゃあ、試してみるよ。ゆかり」
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