この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
瀬音とボクとよしみくん
第7章 初めての女装○
とにかく、ゲームは負けられない。
もし、負けたら……
そう思うと、余計に固くなる。
「あああ、負け……ちゃった……」
「よしっ! 勝った」
ガッツポーズで喜ぶ有貴くん。
そして、目線はボクに……
ドキッとする。
「負けたら、なんでも、いうこと聞くっていったよね」
「え……でも、それは」
有貴くんは、だんだん近づいてくる。
……あいつ、かなりスケベだから……
マリアちゃんの言葉をあらためて思い出す。
「え、ちょっと」
間近に迫る有貴くんを手でやんわりと押し返す。
あきらかにキスしようとしてる。
「キスして」
「いやいやいや……ちょっと」
手で、押し返すのに、それでも強引に、迫ってくる。
だから、そのまま、倒されて、床を背に押し倒される。
こんなに強引だとは思わなかった。
いや、もっと、はっきりと抵抗しないといけないのかな?
はっきり、自分の正体を明かせば……
「純ちゃん、かわいすぎるから、我慢できない……」
強引にキスされる寸前で、なんとか押し止める。
「やめろって、キスは……」
おとこ同士なのに。
ファーストキスじゃないけど。
良実くんとしたから。
でも、何故か、ファーストキスのような、大事なものを奪われるようで、ボクは意地でもされまいと抵抗した。
もし、負けたら……
そう思うと、余計に固くなる。
「あああ、負け……ちゃった……」
「よしっ! 勝った」
ガッツポーズで喜ぶ有貴くん。
そして、目線はボクに……
ドキッとする。
「負けたら、なんでも、いうこと聞くっていったよね」
「え……でも、それは」
有貴くんは、だんだん近づいてくる。
……あいつ、かなりスケベだから……
マリアちゃんの言葉をあらためて思い出す。
「え、ちょっと」
間近に迫る有貴くんを手でやんわりと押し返す。
あきらかにキスしようとしてる。
「キスして」
「いやいやいや……ちょっと」
手で、押し返すのに、それでも強引に、迫ってくる。
だから、そのまま、倒されて、床を背に押し倒される。
こんなに強引だとは思わなかった。
いや、もっと、はっきりと抵抗しないといけないのかな?
はっきり、自分の正体を明かせば……
「純ちゃん、かわいすぎるから、我慢できない……」
強引にキスされる寸前で、なんとか押し止める。
「やめろって、キスは……」
おとこ同士なのに。
ファーストキスじゃないけど。
良実くんとしたから。
でも、何故か、ファーストキスのような、大事なものを奪われるようで、ボクは意地でもされまいと抵抗した。