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瀬音とボクとよしみくん
第11章 ゆかりちゃんの性教育▽
「あれ? 知らないの? 女子とエッチなことしたことない?」
「う、うん……」
「やっぱり、ゲイなの?」
「ゲイ?」
「男同士で愛し合うこと。私はレズ。女同士で愛し合うの」
「そうなんだ。でも、ボクは違うよ。ゲイじゃない」
「じゃあ、バイ? 女の子にも興味があるの?」
「バイ?」
「そう、男も女も愛する人」
「男も女も……」
「そう、両方、愛し合うことができるの」
「愛し合う……?」
「愛し合う」
「……男の人の……オシッコ、せ、精子を、女の人の体に……に、入れると、赤ちゃんが生まれるんだよね?」
恥ずかしいけど、思い切って聞いてみた。
これ以上、恥ずかしがることはないから。
「そうよ。よく知ってるわね」
「その、ど、ど、どこから?……い、入れるの?」
「ん……? これは性教育? それとも……」
ゆかりちゃんが訝しげに、眼鏡をかけ直した。
「……それとも、私にパンツを脱いでって、言ってるのかしら?」
「ち、ち、ちがうよ。純粋に気になっただけ」
「ふ~ん」
ゆかりちゃんは、冷静に、それでいて、怪訝そうに目を細めた。
「だって、ゆかりちゃん、詳しいそうだから」
いや、実は、少し期待していたけど。
もしかしたらと。
ゆかりちゃんの部屋にお邪魔して、なんだか、話がエッチな感じになっていたから。
でも、そんなわけない。
今日はただ、化粧を教えてもらうために来たんだ。
「見せないからね、絶対。言ったでしょ、レズだって。マリアにしか見せないから」
「わ、わかってるよ。聞いただけだって」
「うん、よし。じゃあ、説明だけね」
「うん」
「う、うん……」
「やっぱり、ゲイなの?」
「ゲイ?」
「男同士で愛し合うこと。私はレズ。女同士で愛し合うの」
「そうなんだ。でも、ボクは違うよ。ゲイじゃない」
「じゃあ、バイ? 女の子にも興味があるの?」
「バイ?」
「そう、男も女も愛する人」
「男も女も……」
「そう、両方、愛し合うことができるの」
「愛し合う……?」
「愛し合う」
「……男の人の……オシッコ、せ、精子を、女の人の体に……に、入れると、赤ちゃんが生まれるんだよね?」
恥ずかしいけど、思い切って聞いてみた。
これ以上、恥ずかしがることはないから。
「そうよ。よく知ってるわね」
「その、ど、ど、どこから?……い、入れるの?」
「ん……? これは性教育? それとも……」
ゆかりちゃんが訝しげに、眼鏡をかけ直した。
「……それとも、私にパンツを脱いでって、言ってるのかしら?」
「ち、ち、ちがうよ。純粋に気になっただけ」
「ふ~ん」
ゆかりちゃんは、冷静に、それでいて、怪訝そうに目を細めた。
「だって、ゆかりちゃん、詳しいそうだから」
いや、実は、少し期待していたけど。
もしかしたらと。
ゆかりちゃんの部屋にお邪魔して、なんだか、話がエッチな感じになっていたから。
でも、そんなわけない。
今日はただ、化粧を教えてもらうために来たんだ。
「見せないからね、絶対。言ったでしょ、レズだって。マリアにしか見せないから」
「わ、わかってるよ。聞いただけだって」
「うん、よし。じゃあ、説明だけね」
「うん」