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瀬音とボクとよしみくん
第11章 ゆかりちゃんの性教育▽
「女の子にはね、おちんちんを入れる穴があるの」


そう言って、ゆかりちゃんは、おちんちんの辺りをスカートごしに押さえる。


「穴? おしっこを出す穴?」


「違うの。おしっこを出す穴とは別に」


「そんなのが?」


「あ、る、の」


あるんだ?


そんなのが……


ボクは生唾をゴクリと飲む。


女の子のアソコを想像する。


ツルンとした肌に、穴が……?


それは、いったいどんな……


「いや、だから、見せないからね」


「……え?」


「視線、おかしいから」


「え、いや、ちが」


ボクの視線は、いつの間にか、ゆかりちゃんのアソコに。


「もう、はい、おしまい」


そうは言っても、少しは見せてくれるんじゃ……


なんて思っていたけど、ゆかりちゃんはあっさりと話を終えた。


「ほらっ、化粧をおしえるんでしょ」


そして本来のお願い、化粧を教えてもらう。


ちょっと残念だけど、これが本来の目的。
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