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イケメンエリートの欠点
第2章 交差する妬みと思い出

「幸せの絶頂だからこそ言える、余裕の台詞よねえー」
案の定の台詞が奏子から聞こえ。
更にもうひとりの友達である萌々香《ももか》も、それに乗っかってくる。
「奏子の言う通り!あんなにイケメンで、優しくて、奥さん一筋な素敵な旦那さま、そうそういないわよ。しかも次男で、義理の両親とも一緒に暮らさなくていいだなんて。姑との同居で苦しめられてる嫁が、世の中どれだけいると思ってんのよ。加えて、旦那の実家は地方有数の資産家で、ダーリンは国家公務員のキャリア?それだけ恵まれてんのに、大した事ないとか言ってると、そのうち後ろから刺されるよ」
本人曰く『姑との同居で苦しめられてる嫁』の筆頭の萌々香の言葉は、それなりの真実味を帯びて玲那に伝わる。
案の定の台詞が奏子から聞こえ。
更にもうひとりの友達である萌々香《ももか》も、それに乗っかってくる。
「奏子の言う通り!あんなにイケメンで、優しくて、奥さん一筋な素敵な旦那さま、そうそういないわよ。しかも次男で、義理の両親とも一緒に暮らさなくていいだなんて。姑との同居で苦しめられてる嫁が、世の中どれだけいると思ってんのよ。加えて、旦那の実家は地方有数の資産家で、ダーリンは国家公務員のキャリア?それだけ恵まれてんのに、大した事ないとか言ってると、そのうち後ろから刺されるよ」
本人曰く『姑との同居で苦しめられてる嫁』の筆頭の萌々香の言葉は、それなりの真実味を帯びて玲那に伝わる。

