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イケメンエリートの欠点
第3章 水の中での戯れ
「料理は才能ゼロだけど、盛り付けはまあまあ得意なの知ってるだろ?」

「ふふ。うん、そうだね」

玲那は笑う。

だが、冗談めかしてはいるが、強《あなが》ち口から出まかせでもない。

大抵の事は人並み以上に器用に熟す夫は、ご飯やおかずを皿に綺麗に盛り付けるセンスもなかなかのものだった。

「それから賢哉には、ぬか漬けを切って欲しいかな」

「うん、切るだけもそれなりに得意。何が美味しく漬かってるの?」

「アボカド…かな」

わざと一瞬考え込む素振りをしてから夫を見れば、彼の表情は明らかに数段明るくなった。
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