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イケメンエリートの欠点
第2章 交差する妬みと思い出

何故すぐに間違いを正さなかったのだろう。
何故その席まで歩いてしまっていたのだろう。
まだ明るい時間帯だったし。
お客さんも大勢いたし。
まさかこんな場所で、どうこうされる心配はまずない-そんな安心感も確かにあった。
でも何より興味があったのは-『お連れのお客さま』の事。
一体全体どんなひとが、自分を待ち構えているというのだろう-そんな素朴な疑問があった。
どきどきしながらその席まで案内されれば-そこにいたのが、賢哉だった。
その時はまさか彼が未来の結婚相手だなんて。
何故その席まで歩いてしまっていたのだろう。
まだ明るい時間帯だったし。
お客さんも大勢いたし。
まさかこんな場所で、どうこうされる心配はまずない-そんな安心感も確かにあった。
でも何より興味があったのは-『お連れのお客さま』の事。
一体全体どんなひとが、自分を待ち構えているというのだろう-そんな素朴な疑問があった。
どきどきしながらその席まで案内されれば-そこにいたのが、賢哉だった。
その時はまさか彼が未来の結婚相手だなんて。

