この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンエリートの欠点
第4章 幸せに揺れる日々

「三十分は井戸端会議に付き合わされるから、ごみ捨てに行くのも一苦労」
「あー、そういう事」
賢哉は深く納得した。
「ひとりだけ抜けて帰るのも、なかなか難しかったりするもんなあ」
言って、賢哉はひとつの提案をする。
「これからは俺が毎回、ごみ捨て担当しようか?どうせ仕事に行くついでだし。流石の望加子さんも、俺の事は引き留めないよ」
「賢哉はだめ」
しかし玲那は、夫のありがたい申し出を素気なく断る。
「えー、なんで?俺だってごみ捨てるくらいは出来るもん」
妻の即答が少々面白くなく、賢哉は口を尖らせた。
「あー、そういう事」
賢哉は深く納得した。
「ひとりだけ抜けて帰るのも、なかなか難しかったりするもんなあ」
言って、賢哉はひとつの提案をする。
「これからは俺が毎回、ごみ捨て担当しようか?どうせ仕事に行くついでだし。流石の望加子さんも、俺の事は引き留めないよ」
「賢哉はだめ」
しかし玲那は、夫のありがたい申し出を素気なく断る。
「えー、なんで?俺だってごみ捨てるくらいは出来るもん」
妻の即答が少々面白くなく、賢哉は口を尖らせた。

