この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケメンエリートの欠点
第4章 幸せに揺れる日々
「先週だって『あー、肉まん食べたいなあ。でもこんな夜中に買いに行くの寒いし、食べたら太っちゃうよね。でもやっぱり、ちょっとだけ食べたいなあ』…って、言ってたばっかじゃん?」

「ただの独り言だもん」

とぼける玲那の頬を強めに両手で挟み込んで、賢哉は怖い顔を作る。

「俺の方ちらちら見ながら、大きな声で何度も繰り返してただろ」

「んー、賢哉ってば!変な顔になっちゃうから、そんなにぎゅっとしたらだめ」

玲那はじたばたする。

「ならないよ。玲那は何をしても可愛いから。今も頬っぺた膨らんだリスみたいで、凄く可愛い」

「えー、リスぅ?」

小動物のリスは、確かに愛らしい存在だ。

可愛いには違いないけど、なんだか手放しでは喜べないものがあり、玲那は微妙な反応をするしかない。

複雑な心境でいる玲那をよそに、賢哉の追及は続く。
/656ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ