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イケメンエリートの欠点
第4章 幸せに揺れる日々

「おやついっぱい食べさせて、私の事太らせようにしてるでしょ。賢哉ってば、悪い旦那さまだなあ」
仕返しとばかりにちくちく責めてくる玲那に、賢哉はずいと顔を寄せた。
「どの口が言うかな?目輝かせて肉まんとプリン両方ぺろりと平らげたのは、どこの奥さんだっけ?」
「折角買って来てくれたもの、残したら申し訳ないもん」
「次の日に食べる事も出来ただろ。…全く。こんな細い身体で、玲那はよく食べるよなあ」
最もしょうがないのは、妻の喜ぶ顔が見たくて追加で好物のプリンを買った自分だった。
可愛くて、本当にどんな些細な事でもしてあげたくなる。
これこそがどんな強力な魔法だろうと思う。
完全に言いなりになってる自分に苦笑いし、賢哉は玲那の額を指で小突いた。
仕返しとばかりにちくちく責めてくる玲那に、賢哉はずいと顔を寄せた。
「どの口が言うかな?目輝かせて肉まんとプリン両方ぺろりと平らげたのは、どこの奥さんだっけ?」
「折角買って来てくれたもの、残したら申し訳ないもん」
「次の日に食べる事も出来ただろ。…全く。こんな細い身体で、玲那はよく食べるよなあ」
最もしょうがないのは、妻の喜ぶ顔が見たくて追加で好物のプリンを買った自分だった。
可愛くて、本当にどんな些細な事でもしてあげたくなる。
これこそがどんな強力な魔法だろうと思う。
完全に言いなりになってる自分に苦笑いし、賢哉は玲那の額を指で小突いた。

